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アウトプットが成長のカギ(えせエッセイNo.2)

新聞を読んでいると、気になる一文が飛び込んできた。

プロとしての自分を客観視すればするほど、めざす基準に到達できていないジレンマに陥る

竹内まりや

プロになった頃は勢いもあり、順風満帆⛵に事が運んでいたとしても、あるときふと不安に襲われる。あなたにも、そんな経験があるのではないだろうか。

Webライターは記事を書いて報酬を受け取れば、プロだ。いや、報酬を受け取る前に、すでにプロとしての意識が必要となる。

案件応募の際のノウハウとして「初心者なので」は禁句だと聞いたことがある人も多いだろう。依頼する側が初心者にお金を払うリスクを避けたいのは当然だ。

つまり、案件に応募する時点で、プロとしての自覚を持つべきなのだ。

こう見えてプロのWebライター

一方、プロとして執筆を続けていると、心が折れる瞬間がある。瞬間があるというより、常に折れ続けている。複雑骨折状態だ。救急車を呼ぶ気力すら湧かない。

あるときは「何年経っても成長できないなぁ」と自分に自信を無くして立ち直れなくなり、あるときは「わかってないのはお前の方じゃ💢」と逆ギレするのを必死に抑えて記事を修正する。

とくに校正担当とライターの関係性が薄い場合、心が折れるような、あゝ無情……な事態が起こりやすい。

涙は塩っぱすぎるし、焼きもちは汚いのである。
ほんと、好きにさせてほしい。

そして、このときほどコミュニケーションの重要さを思い知らされることはないだろう。

ちなみに、陰キャでコミュ障の私だが、文字でのコミュニケーションはおそらく偏差値60超えなので安心してほしい。詳しくはこちら。

以前、継続依頼を受けていた案件で、途中でレギュレーションが大きく変更され、校正担当者も急に変わったことがあった。

しかも、担当者が変わったとの連絡もなく、挨拶すらもなかったのだ。そんな状況の中、いきなり細かい指摘をされた。レギュレーションが変更されたことの連絡もなかったため、「あれ?前回まではそんなこと言われてなかったぞ!?」とワケが分からない状況だ。

どうやら、入稿してから校正が入るまでの間にレギュレーションの変更があったらしい。

このような場合、

ぬし❗❗名を名乗れ💢
どこの馬の骨じゃ❗

というネガティブな感情からの出発となる。もはや建設的な議論をする気力も湧かない。

文字単価は1.0円で決して高くはなかったが、リサーチも不要だったので楽しく続けられていた案件だった。しかし、楽しさがゼロになってしまった以上、継続する理由は何もない。その記事を最後に継続依頼を断った。

後から知ったが、他のライターも揉めて辞めたようだ。

他の誰かにも貴方
同じコトするのね
虚しすぎるわ♪

アンも言っている。


先日、X友達のnanaさんから
「Mediallに入稿する前に記事を見てほしいのですが🧡」
とDMを頂いた。

nanaさんとは旧Twitter時代からの付き合いで、Mediallのライター登録を薦めたこともある。もはや旧石器時代からの付き合いのような仲と言っても過言ではない。

Mediallのライター募集
↓↓

Mediallのライター登録を薦めた責任感はとくに感じていないが、添削は自分の勉強にもなるので積極的に取り組んでいきたい。

見かけより尽くすタイプね♪

アンも感心しているだろう。

漫画『ドラゴン桜』でも、人に説明したり、伝えたりすることは効果的な学習方法と紹介されている。つまり、アウトプットが重要なのだ。自分の確認のためにもアウトプットに勤しもうと思っている。

じつはnanaさんに依頼された添削は今回が2回目で、前回の添削記事はすでに公開されている。本人の許可が貰えなかったので掲載不可となってしまったのが残念なところ。

今回は指摘事項が多く、わからない部分は一緒に考えたりもした。nanaさんの表現を残しつつも良い記事になったと思う。原稿が真っ赤になるほど指摘をしてしまったが、前向きに捉えてもらえたようで嬉しい。

関係性が良好で、コミュニケーションが円滑にできれば、厳しい指摘も成長の材料となることが証明できた。

nanaさんは翌日、記事の推敲をして入稿。入稿後には、書店にて下記の書籍を購入してきたとのこと。

目次を見たところ、前日に指摘した項目がいくつか記載されてあった。nanaさんも、プロとしての自分を客観視できたのだろう。すでにジレンマに陥っているのかもしれない。

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