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〈エッセイはじめました〉2021を振り返る
2021年終わりますなあ。個人的な1年の振り返りをすると、とにかく良くない1年だった。
仕事と健康、そして電子機器の三点がとにかく悪かった。
まず仕事関係として、アルバイトを2回辞めた。
ちなみに1箇所目を辞めたのが2月で、そこから次に採用してもらうまで12箇所の仕事に不採用になった。
自分のなかで職種を絞りすぎた点も理由としてはあるが、12箇所から不採用と言われると流石に(自分は生きていて
エッセイはじめました <神さまからの使い>
以前書いたエッセイでも少し触れたが、神さまの存在をぼんやりとではあるが、信じている。しかしそれは宗教的意味合いはない。空の上にいつでも私を見ている神さまがいる。だからたとえ一人でいても悪いことはできないし、逆に人知れずする善行も神さまは見ていてくれる。そんな考えだ。
三月の末のこと。その日は大の苦手としている早起きを頑張って学校へ行った。その帰り、ふとゲームセンターに立ち寄ると、UFOキャッ
エッセイはじめました <眉間チェック>
私は読書が趣味で大体年に百冊ほど本を読むのだが(それが多いのか少ないのかはよくわからない)、本が好きなのはいつからだろう?と考えると小学生のときにはもう読書を趣味としていた気がする。
私は読書をしているとき、ふ、と眉間が気になるときがある。そして恐る恐る眉間を触り、それを確認する。
ときは私が小学五年生のときにさかのぼる。その頃から私は本の虫で、担任の先生からは「お!今村、里見八犬伝読ん
エッセイはじめました <襟と生きる>
先日、母と洋服屋さんに行ったときのことだった。私がチェックのシャツを眺めていると、それを見た母が呆れたように笑った。
「あ~そういうの好きだよね~」
はて。チェックはそこまで好きではない。好きな柄は水玉もようだ。そのことを母に言うと、いやいや、と言う。
「柄じゃなくて。襟があるやつってこと」
襟があるやつ……確かに!!!!
ここで私は急激に恥ずかしくなった。なぜなら。以前テレビ番組を何の気な
エッセイはじめました <岡崎体育風>
岡崎体育というミュージシャンがいるのはご存じだろうか。私はあまり詳しくはないけれど、面白い音楽を作る人だなあ、かっこいいなあ、くらいに思っている。
私が気になるのは、「岡崎体育」という名前。ウィキペディアによると、電気グルーヴのひとり、「石野卓球」を意識したそう。
そこで最近、なかなか面白い(と、自分では思っている)ゲームを思いついた。その名も、「岡崎体育風ゲーム」。ポイントは、「風」。
エッセイはじめました <戌年>
先日の成人式で久方ぶりに会った中学時代の友人から、こんなことを言われた。
「今年、戌年だけど大丈夫?」
多くの人には友人の言葉の意味がわからないだろう。実は私は、超スーパーウルトラミラクルハイパー「イヌが苦手」なのだ。
物心つくころからなんとなくイヌが怖くて苦手だった。そして決定打となったのは、小学四年生のとき、友人の飼うイヌに脚を引っ掻かれたからだ。引っ掻かれたのは、そのイヌを飼っている子
エッセイはじめました <洗濯物タイムアタック>
中学生の頃からなんとなく、洗濯物をたたむのが好きだった。私は決して普段からばりばり家事のお手伝いをするタイプではない。お掃除もお料理も嫌いではないし、やるときはやるのだが、やはり親と一緒に住んでいるとすべて親任せになってしまう。しかし、洗濯物を取り込んでたたむのは中学生の頃からよくしていた。まあそれは、朝、母が干した洗濯物をたたむのに学校から帰ってきた私がちょうどタイミングがよいからだろう。
エッセイはじめました <粉薬>
もう何か月もの間、咳が止まらない。突発的に出て、止まらなくなり、そのまま嘔吐したり過呼吸になったりする。いま巷では「咳喘息」なるものが流行っているらしい。私もその患者の一人かもしれないと思い、十二月のはじめに呼吸器内科へと行った。
診断の結果は咳喘息ではなく、「気管支炎」だった。びっくり。吸引器をはじめ、山ほど薬を出されてしまった。それだけで恐ろしいのに、その薬のなかにとてつもなく恐ろしいも
エッセイはじめました <クリスマスプレゼント>
クリスマスが好きだ。年中行事のなかでも群を抜いて好きな気がする。
そして、今年のクリスマスは十九年間で最高のクリスマスだった。
今年の十二月に祖父と同居をはじめ、今年のクリスマスは祖父と一緒に過ごせる!とわくわくだったおじいちゃんっ子の私。しかし、その祖父が転んで足の骨を折ってしまい、クリスマス前に入院。そして、二十五日に足を手術することになった。クリスマスを一緒に過ごせないことはもちろん
エッセイはじめました <ガチャガチャ>
私はガチャガチャが大好きだ。ガチャガチャを愛している。ガチャガチャと結婚したい。いや、それは嘘。
私がどのくらいガチャガチャが好きかというと、高校生の頃、ガチャガチャにお金を使いすぎて破産したくらいだ。我ながらすごい。私がすごいのは、全財産をガチャガチャにつぎ込むだけでは足らず、親に借金をしてまでガチャガチャをしたところだ。恐ろしい。狂っている。以前このエピソードを友人に話したら、「えっクズ
エッセイはじめました <夢を叶える>
以前私が知り合いに「○○さんは、あまり現状を冷静に見ずに将来の話ばかりする。アルバイトがうまくいったときはどうしようとか、大きなお金が手に入ったときのこととか、なんだか夢を見すぎている気がする」というような話をしたことがある。そのとき、知り合いの方からは意外な返事が返ってきた。
「そこが○○さんのいいところなんだよ」
とのこと。詳しく聞いてみる。
「現実的なことを考えるのも大切だけれど、やりたい