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自分以外の人間は思いどおりにならない(「つい怒ってしまう」がなくなる|子育てのアンガーマネジメント)

「こんなことをなんでやらないの?」
「こんなことがなんでできないの?」
このようなことを自分が誰かに対して思うことって、生きていれば何度もあると思います。

自分が誰かにこう思ってるってことは、自分も誰かにこう思われているということを認識しましょうね。

自分だけが絶対的な神のような存在・・・そんなわけないんですから、誰かに迷惑をかけられていると感じているということは、自分も誰かに迷惑をかけていると思いましょう。

何かの出来事があって、怒るも怒らないも自分の自由なわけですから、「怒る」という選択をしたからには、その怒りに対しては自分で責任を持ちましょう。

誰かにその責任をなすりつけたり、「お前のせいで怒ってるんだ」なんてことは言わないように。

怒るか怒らないかは自分で選べるのに、「お前のせいで怒ってる」ということは、あなたはその『お前』の言いなりになってるということ・・・それでいいんですか?

自分以外の人は、自分の思い通りに動いてくれません。

家族も含めて、どんなに近い存在の人だとしても、自分が思うような行動を取り続けることなんてあり得ません。

親御さんが「そんなふうに育てた覚えはありません!」と子供に向かって怒鳴っている姿って、イメージ湧きますよね。

親としてはそう思っていても、「いやいや、あなたがそう育てたんですよ(あなたの子育てが全ての根底にあるので、直接的ではないにせよ、あなたが育てたことに間違いはありませんよ)」というのが現実です。

人間関係の中でも、特に子育ては特殊かもしれません。

子供の頭の中は、本当にわからない。

「大事だから、これはやろうね」と言っても、すぐに忘れてしまうから、親としては「前に言ったでしょ!」と怒ってしまう・・・「一度言ったらできるようになる」という認識自体がよくないので、親としてはまず、この認識を取っ払うことが大切。

何度言っても、何度言っても、やってくれない・・・そうなると、「もー!」となる気持ちもわかる。

ただ、そうなった時に大切なのは、子供に目を向けることじゃなくて、親である自分自身に目を向けること。

子供であっても、思い通りになることなんてない・・・まずはこれを頭にすり込みましょう。

相手をコントロールしようとして、イライラしてしまう・・・そのイライラは、その相手にぶつけられなくても、他のシーンで自分よりも弱い立場の人に当てられることになる(物に当たったり自分に当てられることもあるかもしれない)・・・そうすると、世の中に怒りが充満していく。

その怒りは自分に留まることなく、自分が怒りをぶつけた相手が、他の誰かに怒りをぶつけていく・・・こうやって怒りの連鎖が生まれていきます。

「相手が怒らないようにするにはどうしたらいいか?」という質問をもらうことがあります(アンガーマネジメントファシリテーターとして研修をしてると)。

そういう時に伝えるのは、「相手は変えられない」という原則と、「怒りの連鎖を止められる存在にあなた自身がなってください」という想いです。

怒りの連鎖を止められる存在が一人ずつでも増えていけば、少しずつ、より良い世の中になっていきます。

子育てのシーンでも、それ以外の人と関わるシーンでも、人との関わりの中で怒りが生まれやすいのは間違いないので、どういうふうに相手と関わっていくのかを自分の中で整理してみてください。

以下の本は、「アンガーマネジメントでオススメの本はありますか?」と聞かれたら紹介する中の一冊です。

子育てに着目してますけど、実践的なことが多く書かれており、子育てのシーンだけじゃなくても参考になる内容となっています。

「今よりもっと心をラクにしたい」と思う方は、ぜひ読んでみてください。

『「つい怒ってしまう」がなくなる|子育てのアンガーマネジメント』という本には、以下のような内容が書かれていました。

子どもだけではなく、自分以外の人間は思いどおりにならないもの。「なんで言うことを聞いてくれないの!」と思ってしまったら、答えはひとつ。「子どもはそもそもコントロールできない」と割り切ってしまいましょう。

割り切ったうえで、「私が関わり方や伝え方を工夫すれば、子どもの行動も変わるかも」と思えるものであれば、それをすることに目を向けましょう。そして、「こうしてほしい」と思うことだけを、シンプルな言葉で言い続けましょう。
「学校でプリントをもらったら、帰ってきてすぐにテーブルに出してね」
「毎日言っていることだけど、カバンはいつもここに置いてね」

こんなふうに、一度で直らなくても感情的にならずに、淡々と言い続けます。私たち親にとっては当たり前のことでも、子どもにとって優先順位が低いことだと、つい忘れてしまうようです。それがわかったとき、気持ちがラクになったことを、いまでも覚えています。私たち大人も、興味がないことは、つい忘れてしまいませんか?

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできる何かを紹介していきます。

ここからは、僕の生活において「これ良いなぁ」と思っている物の紹介なので、興味のある方だけ読み進めてください(「これ良いなぁ」という感覚って、日々の生活に彩りを与えます)。


『Amazonプライム』、重宝してるんですけど(Amazonユーザーなら加入がお得)、プライムユーザーなら無料で読める本があることに気づいて、「加入しててよかったな」と思いました。←『prime reading』というサービスみたいです。

『Kindle Unlimited読み放題』、こちらも重宝しています(流し読みしながらよりたくさんの本を読みたい方にオススメ)。

最後に、最近購入して、ノートPCでの仕事が快適になったセットを紹介します(冗談抜きで「買って良かった」と思えるアイテムなので、noteで紹介したいと思いました)。
※『人間工学設計』ってところに惹かれてしまいました。
※利用開始日:2024年12月13日
※ノートPCを置いた下のスペースに、キーボードを置くとちょうど良い感じになります。

使ってるPCはこちらです(大学生時代からレッツノートを使ってます・・・最強です)。

あと、家で仕事をする時は立って仕事をしているんですけど、「足の裏が痛いな」と思う瞬間があって、それを解消するために何が必要かを考えた時に、「これだ!」と思ったのがこちらです。

これに乗りながらだと、足の負担が減る一方で、体幹のトレーニングをしながら仕事ができるので、テレワークでも運動不足になりません。

こういう物も、僕にとっては「心をラクにする(快く安らかに過ごしている状態になる)」ためには非常に重要な要素なので、皆さんも「これを使ってるから快適に過ごせてるなぁ」という物を意識して、大切にしてみてください。


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