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「遊びをせんとや生まれけむ」のココロ。

樹木希林さんの本を読んでいて、
「遊びをせんとや生まれけむ」という言葉を知った。

元ネタは、平安時代末期(1180年頃)後白河法皇によって編まれた「梁塵秘抄」の中の有名な一句。

原文
遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ

大意
人は遊びをしようと生まれてきた。
戯れにただ興じようと生まれてきた。
遊んでいる子供の声を聴いていると、
感動のために私の身体さえも動いてしまう。

樹木希林さんは、「遊びをせんとや生まれけむ」のココロを忘れないように。そんな言葉をこの本で語っている。

働くために生きているのか
生きるために働くのか

こんな言葉もよく聞きますが、
やっぱり、何か自分の中の思いが優先事項で
手段と目的をごちゃ混ぜにすると、ろくなことがありません

Play My Lifeという言葉をこのノートを始めるときに考えましたが、
今考えると、遊びをせんとや生れけむのココロを無意識に受け継いでいたのかと思ったりもしました。


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