わかりやすい生き方は、”?”。(幸せのかたちは、オーダーメイド)

大学生の時、こんなことを言う友人が沢山いた。

・MBAを取る

・海外駐在する

・有名な海外大学へ行く

東京大学から、官僚になり、スタンフォード大学でMBA・・・。はたから見たら、この経歴は文句ないだろう。かっこいいだろう。そして、そこに行った人は、きっとすごい人なのだろう。すごい人に違いない。

でも、これは、幸せの方程式じゃない。大学生の時、このようなキャリアを話す友人が多くいた。その時に、違和感があった。この人は、本当にこのようなキャリアを歩みたいのか?世間でいうカッコいいパッケージを買って、ほかの人に褒められたいのか?なんてことをすごく思っていた。

そういう友人に、なにがやりたいの?と聞くと、そういう場所に行きたいという。

旅行に行くとき、なんで京都にいくのか?と聞かれて、京都があるからと答えるのに似ている。もちろん、行けば何かがあるのかもしれない。けれども、最後は旅が終わった後の、感情が目的なのだと思うのだ。

別の友人は、本をつくりたいといって、大手出版社だけを受けていた。結果的に、かれは出版社から内定は出ず、不満をいっていた。でも、本がつくりたいのか?それとも、大手出版社で働くというステータスが欲しいのか?

本が作りたければ、すぐ書けばいいし・・・。小さな出版社であったとしても、問題ないはず。

幸せパッケージは、オーダーメイドで、だれにも当てはまるものはない。だから、生きてるって難しいし、自分にフィットする幸せの形を見つけることは時間がかかるのだと思う。

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