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テーマパークの習い事 |テーマパークの魅力 働く私たちは”ここ”が好き!

今回は、もう少しテーマパークのスタッフ側からみた働く私たちのテーマパークの魅力 働く私たちは”ここ”が好き! についてお話をしていきたいと思います。

働いていると皆さんがくるテーマパークが現場となります。つまり、日々ゲストと接し、そして働く私たちが、こだわり、とても好きなポイントってあるんです。

私自身は、もう何十年も前に現場を卒業しましたが、そのこだわりはまだかわらなかったりしますし、今現役で働いている仲間の皆さんも、それぞれのこだわりがあって、それはゲストに言わない、私たちのひそかなこだわりだったりするのです。

そんな、働く私たち目線のこだわりについて、少し紐解いていきたいと思います。

■テーマパークの花々たち

東京ディズニーリゾートには四季折々に見ごろを迎える植物がたくさんあります。今の季節に東京ディズニーランドで見ることができる植物をご紹介します。こちらは、公式HPにたくさん載っています!

【アマノガワ(幹):Prunus lannesiana cv. Amanogawa】
科名/属名:バラ/サクラ 原産地:日本 見頃:12~3月
場所:「ヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェ」付近(トゥーンタウン)
竹ぼうきをひっくり返したような樹形が特徴です。一般のサクラは花がないと品種が分かりづらいですが、アマノガワだけは花がなくてもすぐに分かります。

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(出展:https://www.tokyodisneyresort.jp/tdrblog/detail/200120/

私がいつもすごいなぁって思うのは、その樹木や花々の状態なんです。

四季折々、日々毎日、働いているからこそ、そこで共にいつも一緒にいる植物たち、日本は春夏秋冬があり、四季でパークの植物は変わっていきます。

そして、その四季折々の旬の植物たちが活き活きとそこにあるんです。これは、見えない努力です。パークのオープン前などにしっかりと手入れを愛情を込めて行っているからこそ、当たり前のようにきれいな花を咲かせるのです。植物たちもパークの一部です。

最高な状態でテーマを届ける上では大切です。

面白い植物は、トゥーンタウンの植物たち。皆さんも来たことのある方は、一度は目にしているのではないでしょうか。。。

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【ウバメガシ(刈込):Quercus phylliraeoides

科名/属名:ブナ/コナラ 原産地:日本~中国 見頃:通年
場所:「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」付近(トゥーンタウン)

街灯をすっぽり覆っていて、計画的に造ったように見えますが、じつは初めの頃はもっと小さかったそうです。プランターにぴったり収まるぐらいの幅しかなく、街灯に届いていなかったようです。考えてみてください。木の成長ってゆっくりと長い時間がかかりますよね。木々を管理するスタッフが木の成長を無理に邪魔することなく、元気に育つように毎日毎日、愛情を込めて、それが長い年月を経てこの形になりました。(東京ディズニーリゾート公式HPより)

すごくないですか?このこだわりは、邪魔ではなくて、活かすという選択をして自然にできる限り任せて、街頭と共に長い年月を経て、この形になっているということなんです。

個性を活かしてみんながWINWINでうまれる新しい価値、これもテーマパークらしいこだわりですよね~。

面白い植物でいえば、隠れミッキー

隠れミッキー

これはどこにあるでしょうか?

答えは、明日の記事にて発表しますね。

本当にテーマパークって奥が深いですよね。このようなこだわりをもったテーマパークの魅力を今週も皆さんにお届けしていきますね。

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Twitter連携テーマパーククイズ❗
Q:ファストパス発券所にしかないもの何でしょう?そうあれです!
A:答えは『時計』。園内に時計があるのは、ファストパス発券場所のみ。時間は現実に引き戻されてしまう要素。夢のようにあっという間に時が過ぎる体験をして頂くために『時計』は出来る限り使用しないんです。これもがテーマパークのこだわりですね。お客様が気付いていないけどこのこだわりの積み重ねが『夢のようにあっという間に時間が過ぎる』そんな体験につながっていきます。自分の仕事場のそんなこだわりを探してみては?

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日本の現場を変える!ワンダーイマジニア今井千尋
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