トムのパラレル英会話|並行世界で楽しく復習!〜まとめ記事8〜
トム:この間、バナナを茹でていたお婆さんだが・・・声をかけてみよう。
釜婆:おや、これはまた面倒なヤツが現れたわい。お前さんは「迷えるトム坊や」だね?
トム:迷える・・・それは一体、何の事ですか?
釜婆:ふ〜む、どこまで教えてやっていいものか? まあ折角来たんじゃ。これを食べながら、ゆっくり話そうぞ。
Tom: "Is that... burdock miso soup?"
トム:それは・・・ごぼうの味噌汁ですか?
迷えるトム:それじゃあ、階段で見たあの二人とは、僕は「接触できない」って事ですか?
釜婆:お前さんは、違う「時間軸」に存在しておる。どれ、今回は「ワンダリング・ノート」の物語の復習じゃ。まずお前さんは、この館に着いた時に本体と分離してしまった、いわばダミーじゃな。
Another Tom: "Am I a fake? Oh... what a beautiful straw."
迷えるトム:僕が偽物? おや・・・なんて綺麗なストローだ。
釜婆:お前さんらの記憶の消失と、重要な関わりがあるが・・・肝心なのは、自分で思い出すという事じゃ。
迷えるトム:それで・・・僕たちは、自身の記憶を共有できると?
釜婆:もともと一つの存在じゃ。この「鏡の世界」に来た途端に離れてしまったのにも、それなりの理由があっての事。
Another Tom: "This miso soup has cashew nuts in it too!"
迷えるトム:この味噌汁、カシューナッツも入っているんですね!
迷えるトム:じゃあ、僕が過去を思い出す事ができれば、あの本体の僕に戻れるって事ですよね?
釜婆:「急がば回れ」じゃ。焦って無理に干渉すると、かえって厄介な事象を引き起こす・・・その時が来るのを待つのじゃ。
Another Tom: "Is it okay if I drink this as a coffee milk?"
迷えるトム:これ、コーヒー牛乳にして飲んでもいいですか?
釜婆:お前さん・・・わしの話、聞いてるか?
迷えるトム:大丈夫です、わかりました。彼らとは距離を置いて、少し様子を見ます。
釜婆:やけに素直じゃな? まあ、どちらにせよ、「永霊鏡」の判断は正しかったと言うべきかの・・・いや、こちらの話じゃ。
Another Tom: "Actually, is it okay if I drink this as an ice float?"
迷えるトム:やっぱりこれ、アイスフロートにして飲んでもいいですか?
釜婆:お前さん、少しは遠慮せんか。以上がここまでの物語の復習じゃ。複雑なストーリーは読み飛ばしてくだしゃれ。