♪サムのユニークイラスト英会話|controller
トム:これは、夢じゃなくて・・・現実なのかっ!? あまりにも具体的すぎるっ!?
ダン:テイク2か? いいだろう。俺はあの「金色の斧」の場所さえわかれば、それでいい。お前が存在している限り、記憶の痕跡からそれを辿ることも可能だが・・・。
トム:??
ダン:どうやら小僧、お前には何か・・・もっと重要な秘密がありそうだ。そもそもこの「ピクセルの世界」は一体何だ? これはお前の能力か?
トム:ま・・・まずい! これはレナが言っていた、「ダン」・・・あの男か!? 見たことがあるような気もするけれどっ・・・!?
ダン:ここでは、俺の能力がある程度制限されているようだが・・・「斧」の前に小僧、お前をもう一度「検索」してみることに決めたぞ。
トム:何かっ・・・何か手を打たないとっ! ・・・あっ? 僕のズボンのポケットに入っているこれは・・・?
Tom: Is this... a game controller?
トム:これは・・・ゲームのコントローラー?
ダン:ん、何だ・・・小道具まで用意していたのか? いいぞ・・・本当にゲームらしくなってきたではないか? では、お前の頭を「検索」して──
トム:よくわからないけどっ・・・とりあえず何か押してみよう!
「ポチッ」
トム:これはっ!? ダンの顔に「PAUSE」の文字が現れたぞ!? 一時停止ボタン・・・格闘ゲーム中に、レナの使った「チート技」が発動した??
ダン:・・・。
トム:い、今のうちに逃げないと! この世界は、何かヤバいぞっ!!
──トムは逃げ出した。ダダダッ!──
トム:さて、急にお腹が空いてきたぞ・・・さっきはあんな怖い目にあったけれど、だんだん忘れてきてしまったような。やっぱりここは、夢の中なのか?
トム:おや、ここはいつもの・・・公園の売店じゃないか? そういえば、何かを買って、誰かに渡さないといけなかったような気がするぞ? まあいいか、すみませ〜ん。おにぎりと、牛乳を・・・あれ? 店員さんが動かないぞ?
トム:そうか! 「一時停止」を解除しないとダメなのか。ええと、多分「スタートボタン」を、もう一度押せばいいんだろうな。「ポチ」っと・・・。
店員:いらっしゃいませ〜!
トム:あれっ?? あなたは確か・・・??
店員:愛のキヨスクへようこそ! 何を握りますか?