上智大学TEAP利用入試のすすめ
上智大学の一般選抜 TEAPスコア利用方式をご存じですか。
私はTEAP利用入試で上智大学外国語学部英語学科、総合人間科学部教育学科に合格しました。
ここではTEAP利用入試について私の体験をふまえてご紹介します。
受験する学部学科によって異なる点があるかもしれないので、ご了承ください。
TEAP利用入試とは
そもそもTEAP利用入試とは、あらかじめ受験した英語検定試験TEAPまたはTEAP CBTのスコアを入試の得点として利用するものです。
外国語学部英語学科、総合人間科学部教育学科の場合、本番は
・国語
・地理歴史(日本史B、世界史B)または数学
の2科目を受験すればよいことになります。
TEAP対策
TEAP、TEAP CBTは4技能の検定です。
TEAPをコンピューター上で受けるものがTEAP CBTです。多少出題傾向に違いがあるので、どちらも受けてみて自分に合うほうでスコアを稼ぐといいですよ!
リーディンクやリスニングは共通テスト対策になる問題傾向で、問題形式に慣れればスコアが上がると思います。
難易度は私の感覚としては共通テストより少し難しいくらいです。
スピーキングを大学入試で使わず、負担になると考える方もいるかもしれませんが、スピーキングでそこまで大きな差はつかないと思います。
未来への投資だと思って、TEAPのためにスピーキング練習をするのもよいでしょう。
私はTEAP対策として主に以下の2冊を使っていました。
ちなみに、『TEAP技能別問題集ライティング/スピーキング』は東京外大のスピーキングテスト対策にも使えます。詳しくは下の記事をご覧ください。
おすすめポイント
英語の得点を稼げる
TEAPやTEAP CBTは何度も受けることが可能です。
初回のスコアが低くても、何回か受ければスコアが上がる可能性があります。
TEAPとTEAP CBTをあわせると1年に6回もチャンスがあります。
受験資格は高校1年生以上なので、上智大学を目指す方は計画的に受験することをおすすめします。
複数学部複数学科を一気に受験できる
私は冒頭で、外国語学部英語学科と総合人間科学部教育学科に合格したと書きました。
TEAP利用入試では、必要とされる試験科目が重なっていれば、一度の試験で複数学部複数学科を受けることが可能です。
受験料はその分かかってしまいますが、上智大学で興味のある学部学科が複数ある場合、複数出願してみるのもおすすめです。
受験日が早い
上智大学を併願校として受ける方にとっては、受験日が早いこともメリットだと思います。
私が受験した年は2月3日が受験日でした。
私大で2月上旬に入試があるところはあまり多くないので(早慶は入試が2月中旬以降に行われることが多いです)、早めに併願校の入試が終わると、その分他の大学入試に向けての勉強に時間を割けます。
試験が午前中で終わる
大学入試は基本的にお昼ご飯を持参して丸一日かけて行われます。
しかし、TEAP利用入試は英語を除く2科目のみの受験になるので、午前中で終了します。
午後の時間を復習や次の入試に向けての勉強に有効活用できます。
受験した感想
私は受験会場がソフィアタワーでした。とてもきれいで暖かく、緊張もしていたはずですが、わくわくしました!
私は国語と日本史Bで受験しました。
国語は共通テストよりやや難しいレベルですが、共通テストとさほどギャップを感じませんでした。例年、ほとんどがマークシート方式です。
日本史Bは記述もありましたが、知識以上に思考力を問われているようでした。なかなか手ごたえを感じにくいです。
TEAP利用入試を受けようか迷っている皆さんの参考になれば幸いです!