地球はもうすぐ・・・涼しくなります「明後日くらいから?」
そのあとどうなったかご存じですか?
正解です
「ヤンガードリアス期」という小氷期
に突入し1300年±70年ほど
寒い時代に逆戻りしたのです。
「この原因は現在2つ考えられている。」と
Wikipediaには書かれているので
彗星が地球に衝突したのか!
と納得する人もおおいのですが・・・
地理学者の端くれのめくれ上がりの下の
微粒子として言わせてもらえば
「彗星衝突による塵の影響」には
蓋然性が乏しい・・・
根拠となる証拠が不足している
状況証拠だけで「彗星を真犯人」に
仕立てているようです。
もう一つの説は
「大陸氷河が大量に溶けて」
特に・・・北米大陸に
あまりにも急激に氷河が解けて
「氷河の重みで陥没した地形」に
その水がたまり・・・
現代の五大湖よりもっと大きい
アガシー湖という湖ができた!
基盤岩に塩分が若干残るので
完全な淡水湖とは言えないものの
「ほぼ大量の真水プール」の誕生です。
その時何が起こったか?
Wikipediaには
とあります
「え!!」です。
北大西洋に存在する暖流が
メキシコ湾流だけなら
「地球は今よりずっと寒冷です」
Wikipediaの情報が偏っている根拠は
「それでは熱塩循環は成立しなくなる」
のです。
温かい海流がグリーンランド沖合まで達し、
冷されて重い海水が海中深く沈むから
熱塩循環が成立するのに
「そもそも論として北大西洋を北上する温かい海水」
が存在しなければ
ヨーロッパ高緯度の温暖な気候や
北米大陸東岸の大陸氷床が溶けた理由が説明できません。
Wikipediaには
とありますが
そもそもべヴェルム氷期が収束したばかりの地球は
均一に暖かくなるほど時間が経過していないという
「根本原理」を見落としている。
それなのに
「地理学で標準化された理論」を
演出していることが無理筋です。
ご存じの通り
南半球は「海洋面積が広い半球です」
海の性質は
「熱するにもひやすにも時間がかかる」
氷期が終わって温暖化するのは空気と陸地が
早く・・・
「海水は陸地より温まるまで時間がかかる」
Wikipediaは様々な情報が詰め込まれています
ただし
「著者が何名で誰に責任があり査読が・・・」
いないのです。
それゆえ
学術論文ではWikipediaを参照することはあっても
根拠にすることは現段階ではないのです。
さて・・・現代に極めて似た状況だと
思いませんか?
「大陸氷河や北極海の氷河が溶け」
なにが起ったのか?
「熱塩循環がとまった!」
氷はほとんど真水です。
「海水の塩分濃度は局所的に下がる」
それが・・・・
「熱塩循環のモーターの働き」
をする海域で起きたら・・・
そうなんです
「溶けている氷がグリーンランドと南極であの海域の海水が薄まると・・・
ブロッカーのコンベアベルトがとまる」
ヤンガードリアス期には、
北米大陸氷床がどんどん溶けてセントローレンス川
が真水を北大西洋へ大量に注いだ。
アガシー湖がでかすぎて・・・
冷たい真水がセントローレンス川を通って
ハドソン湾に流れ込む。
その先の北大西洋にはなにがあるか
「グリーンランド」
この膨大な淡水に薄められた海水は比重が小さい!
そして暖流よりも低温
北大西洋の表層の海流がとまれば
メキシコ湾流を含めた暖流がとまる。
暖流がとまれば
ヨーロッパやグリーンランドは
再び氷期へ逆戻り。
熱塩循環が停止したため
極地方は寒冷化し、
赤道付近の熱は放散できなくなる。
あれ?
そうなんです今年は
「史上最高に暑い夏」
というのがミソです。
極地方の氷河がどんどん溶ける!
溶ければ溶けるほど
「熱塩の循環が妨げられる」
異状気象とは
「熱平衡が崩れた状態」
まさしく地球は
「第二回ヤンガードリアス期」
が否定できない状況なのです。
「暑いのは今年までかもしれませんよ!」※