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知っておきたい子どものこと#14うちの子ども、発達障害かも?

子どもが発達障害かもしれない。どんな対応をすればいい?ーそんな悩みを抱えている保護者の皆さんへ。子どもの声を受けとめる活動をしているよこはまチャイルドラインの対応の1つをご紹介します。

なぜそう思うのか?

子どものどのような言動が心配なのでしょうか。落ち着きがない、集中力がない、コミュニケーションが苦手、すぐに暴力をふるうなど。親としては気になりますよね。ただ、親の一番の仕事は子どもを信頼することです。本人が悩んでいるようならしっかりと子どもの声を聴ける余裕をもちましょう。           

子どもの日常生活を観察する

まずは、子どもの日常生活に目をむけます。起床時間、朝食の食べ方、学校などに出かけるまでの時間の使い方などを冷静にじっと観察してみましょう。ポイントは叱らずに見守ることです。                

発達障害もどき? 

実は、2004年に発達障碍者支援法ができてから発達障害と思われる子どもが倍増しました。学校や幼稚園などの先生から親に面談で伝えられることもあります。しかし、実際には、発達障害に似た症候があっても、生活を変えることによって診断後に症例が薄くなる子どもがいるようです。                              

子どもの脳の発達

子どもの脳は①からだの脳(生きるために必要な食べる・寝る・逃げる)②勉強と運動の脳・③こころの脳(ひとを思いやる)の順番に発達すると言われています。土台のからだの脳が発達しないと他の脳とのバランスを崩す可能性があります。0歳から5歳までは生きる力を養うことが大切です。      

発達障害の判断は難しい 

ただし、様々な理由から、発達障害の診断と判断は時間を要し、専門家の慎重な評価が必要です。もし、本当に不安でしたら親や先生は、子どもの発達に関して気づいた点や懸念を早めに専門家に相談することが大切です。早期の介入や適切なサポートが、子どもの発達において重要な役割を果たします。   

参考資料
「発達障害と間違われる子どもたち」著:成田奈緒子


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