ステップソールの登り。

３月中旬気温が上がり雨が降り雪質が変わっていく。暖かい日が続き上質のザラメ雪になる。

ステップソール

３月下旬、この時期に使う楽しい道具「ステップソール」で山に入る。
ステップソール、通称「ウロコ板」。スキーのソールがウロコ状に彫ってあり前には進むが後ろには滑らないスキー板。
雪質にもよるが新雪からザラメまで登っていける道具。

ウロコ状に彫ってある

ウロコの効く雪

この日の雪は快適ザラメではないがウロコの良く効く雪質、軽快に斜面を登っていく。
ここは蓼科山西山麓の秘密にしている森。登りだし20分ほどで雪の平原に出る、この雪原が素晴らしい場所。開けた雪原と周囲は白樺の疎林帯、晴れていれば蓼科山が良く見える展望台にして休憩適地。

ステップを効かせて登って行く

秘密の雪原

気楽な道具

ゆっくり休憩をとり疎林帯を登りだす。ステップソール遊びの良いところ。ガツガツ登るのではなくゆっくり登る、機動力を生かし寄り道しながら登る、気になる場所があれば滑り込み登り返す。
春の日の楽しい遊び道具、ステップソール。

気になる斜面は滑って登り返す

無名ピークへ

メローな斜面をさらに登っていく、道中の風景と自然を楽しみながら登っていく。
終始ウロコは効き快適な登りを楽しむ。
少し行くと無名の小さなピークが見えてくる。
無名ピークに到着、登って来た斜面を振り返りスキーを下に向けるとスキーが走り出す。

間もなく無名

ステップソール②滑り
に続く

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