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来年の目標は、「暮らしの土台をつくる」。

以前書いたnoteで、来年の目標を、2つ発表していた。
1つ目が「余白のある暮らしをする」
2つ目が「暮らしの土台を作る」

今回は、「暮らしの土台を作る」について、まとめてみる。

まず、なぜ、そんなことを思ったのか。
理由は、今年の2024年を振り返った時、私は、色んなことが原因で、すぐに暮らしの土台が揺らいでしまう。と感じたからである。そんな風に感じたことが、今年は本当に多かった。
書いていて気づいたのだが、「暮らしの土台」=「私にとっては家事らしい。」
「家事の土台」といってもいいかもしれない。


書いていたら長くなってしまったので、興味のある所だけお読みください。


1.体調不良での気づき

私が土台が揺らぐと感じたタイミングは、自分が体調不良になったとき。
私は、基本的にいつも体調が、どこかしら悪い。腰痛、生理痛、天気痛など。おまけに10月は風邪を引いてしまい、手帳に書いていた、体調の記録のマンスリーページを振り返ると、ほぼ1か月、全ての日が体調不良であった。(お陰様で、今はずいぶんと回復しました。)
やる予定だったことをしたくても、意志だけでは出来なくなることが、よくあった。今に始まったことではなく、体調不良の日は年々増えている様に感じている。
2023年以前は、体調不良だと分かっていても、少しぐらいなら無茶をして、更に体調が悪化し、いよいよダメになる。という事を経験したので、「それならば」と、2024年は体調を大きく崩す前に、休めるようになったのだ。
しかし、無理をせずに、休んでばかりいると、今度は、暮らしが追い付かなくなってくる。
あれもこれも、また、体調の良いときに。そんな風にしていたら、いつの間にか部屋の中は荒れていく。
これは、2024年に限ったことではないが、いつも、体調を崩した後の部屋は、荒れている。定位置のないものが、あちこちに置いてある。その結果、半日、あるいは1日使って、大掃除をしなくてはならなくなっていた。
そんな時、ふと思うのだ。
「私になにかあっても、揺るがない暮らしにしておきたい。」
例えば、全ての持ち物に定位置をつけるとかしておけば、例え体調が悪くても、暮らしはキープ出来るんじゃないかと思うのだ。


2.家族目線の暮らしやすさ。

我が家では、夫に「あれはどこ?」と聞かれるタイミングがある。
文房具は、今年新しい賃貸に引っ越してきたとき、定位置を作り、聞かれることがなくなったのだが、今度は、そこに入りきらなかった雑貨を頻繁に聞かれるようになった。
暮らしの雑貨は、膨大で、ガムテープ、軍手、配線コード関係や、季節に使う電気小もの、家に関する書類など。
自分ではどこに置いたか分かっているが、夫からしてみれば、引っ越すたびに置き場所が変わり、妻が年に数回も大々的に模様替えをしていては、その度に「あれがなくなる」のは当然だ。まるで、自分の家じゃないみたい。下手すれば、他所の家に行って聞いているのと変わらないのではないか。と思ったのだ。
私は家に居る時間が長く、所有物の大体の位置は把握しているが、夫は本当にこの家で暮らしやすい生活を送れているのか?という疑問が湧いてきた。
何か探すたびに、妻に質問しなければいけない。自分が彼の立場だったら、さぞ暮らしにくいだろうな。と思う。
来年は、夫が直感で分かるような収納を目指して、試行錯誤していきたい。
少なくとも、私に万が一のことがあった時、家族が困らないようにはしておきたいと思う。


3.後回しにしない家事

2024年は、いや、毎年のことだが、急な予定に対応できない私がいる。
分かっている予定があっても、スケジュールがパンパンに詰まると、家の中はあっという間に荒れていく。
そして、また、大掃除が始まる。こんなことの繰り返しが、ほとほと嫌になってきたのだ。何が嫌って、掃除が嫌いなわけではない。いつまでたっても成長していない自分に嫌気がさすのだ。
なぜ、こうなると分かっているのに、また同じことをしているんだ?
「余裕がない→部屋が荒れる→大掃除」この、負のループからなんとか抜け出したいのだ。
そのためには、まずは、家事の土台作り。
大切なのは、なんでもかんでも、後回しにしないこと。なぜ、後回しにするのか。それは、明日があると思って生きているからだ。もしも、明日来なかったら?私が膨大にため込んだ大量の家事のタスクが、全て仕事で多忙の夫に降りかかってしまうではないか。絶対にそれだけは避けたいと思う。
偉い大層な話になってしまったが、とにかく後回しにしないことが、負のループから抜け出す、一番の近道のようなのだ。

やりたくないことをするのは、いつだって億劫だ。「嫌だな。やりたくない。」そう考えると、更にやりたくなくなって、時間だけが過ぎていく。「また。明日でいいや。」
喝!!!
こうならないための方法は、考える前に動くこと。私の2024年の目標は「淡々とこなす」だった。頭で考えるからいけない。やるべきことは、頭で「嫌だな」そう思う前に、スポンジを持つ。洗剤を持つ。雑巾を持つ。そして、動く。掃除する。そうすると、なんだ、そんなに時間かからないじゃないか。と思えてくる。
そして、それを決まった時間にやるようにして、習慣にすれば、段々とやっていないと気持ち悪くなってくる。
こうして、私は今年、朝食の後、ため込んでいたお皿洗いも、克服した。すぐやらないと、その後、ゆっくりできなくなってしまった。皿洗いしてからでないと、なんだかゆっくりできない。
昼ご飯の時まで、食器が溜まっていることは、もうない。
ついでに、夜ご飯の後も、排水にまで手が回らない日があっても、シンクの中の食器だけは全部洗えている状態になった。これも、やっていないとなんだか気持ちが悪い。明日の朝に嫌な気持ちを持ち越さないため。

私が、苦手な家事は、洗車、クリーニング、リサイクルショップに不用品を持ち込むこと。どれも、ひと手間かかる。お天気が悪いからな。今日は、寒いから。洗車の拭き上げ疲れるし。まだ行き慣れてないから、店員さんと話すの苦手だな。行かない理由は山ほど見つかる。
汚れてきた車を見て、その度、「洗車、行かなきゃな。」10回ぐらい思ったのち、ようやく行く。
喝!!!
定期的にいかなければ行けないものは、先に予定を入れてしまう。
洗車は毎月15日。とか、第何週の何曜日。とか、自分の休みの日に合わせて入れておく。
クリーニングも、リサイクルショップも同じ様に。季節の変わる3か月ごとに、予定を先に入れておけばいい。
その日に向かって、リサイクルショップに持っていくものはないかな。予定に自分を合わせる。雨が降ろうが、雪が降ろうが、持って行ってやる。それぐらいの気持ちで。
その分、他の日は、あれをやらなきゃ。の後回しネガティブ思考から解放される。あれは、15日にやるからな。その分、気持ちは他のタスクへと向かう。
こうして、私は先週末、世間がブラックフライデーと騒がれる中で、28冊の夫の漫画と2冊の本を手放し、更に、洗車、クリーニングと、用事をポンポンと手放してきた。用事が溜まっているときは、気持ちが本当に億劫っだったが、いざ、やってしまえば、全てを1時間半で終えていた。
BOOK OFFへは1番乗りで、査定時間はわずか5分だったのには驚いた。
タスクを手放した後の気持ちが、なによりも清々しかった。

長くなってしまったが、いつもの小さな家事も、ちょっとひと手間いる大きな用事も、後回しにしなくなれば、他のスケジュールがパンパンになっても、揺るがない暮らしが出来るようにならないかな。と、そんなことを考えている。


おまけ

私が、大きな用事(苦手な用事)をやる上で、心掛けていることは、自分に一番余裕のある日を選ぶことです。
1日中、何も予定のない日に入れること。休日はゆっくりしたいからと、平日の仕事終わりに入れることはしません。仕事終わりは、疲れているから、また今度。となりやすいからです。
そして、何も予定のない日の朝1番に済ませること。お店が開く時間を調べ、1番乗りで済ますこと。休日の朝一から、リサイクルに持っていく人は少なく(多少はいますが)、余計な時間を使わなくて済みます。
全てがスムーズに行えると、「あ、こんなもんか。意外と簡単だったな~。」と、その時の記憶が良い印象で終わるので、後につなげやすいです。

まだまだ、手探り中ですが、少しずつ暮らしの土台を整えて、自分と家族にとっての快適な暮らしを見つけていきたいなと思います。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。


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