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オフコース

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オフコースの曲の感想等
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記事一覧

オフコース『YES-YES-YES』

この曲も有名な曲ですね。 1982年6月30日のオフコース武道館10日間公演が終った後、会場の撤…

淡月
8日前
15

小田和正 『小さな風景』

息切れしたので道端のベンチに腰を下ろした。両膝に肘をついて呼吸を整える。 ほんの数ヶ月前…

淡月
3か月前
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誇りと正義のために…小田和正『この道を』

CDを買うのは何年ぶりだろうか…? そう思いながら買ったCDがある。 私の好きな漫画『坂道のア…

淡月
3か月前
8

オフコース『NEXTのテーマ』から小田和正『君のこと』へ

桜の花が散り始める季節になると思い出す詩があります。 年年歳歳花相似、歳歳年年人不同 年…

淡月
5か月前
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短編小説「思い出を盗んで」その7 十三夜

十三夜  彼の転帰はいきなりだった。  その夜。  消灯時間がきたので私は読みかけの本に…

淡月
11か月前
3

短編小説「思い出を盗んで」その6 蝉時雨

その6 蝉時雨 夏の昼下がり。  青い空に入道雲が湧き上がっていた。中庭の木々からは…

淡月
11か月前
3

短編小説「思い出を盗んで」その5 春セーター

その5 春セーター 春になり暖かな日が多くなると、私たちは場所を食堂のストーブから中庭のベンチに移した。場所が変わっただけで、することはあまり変わらない。私は刺繍をして彼はスケッチをしたりノートに走り書きをしていた。時折、彼はバドミントンやキャッチボールに誘われ、相変わらず機嫌よく応じていた。そんな時、運動が苦手な私はベンチに座り彼の動きを目で追うだけだった。   ある日、彼がベンチ前のテーブルに体を預け、うたた寝を始めた。   薄緑色のセーターを纏った彼は気持ちよさそう

短編小説「思い出を盗んで」その4 石油ストーブ

その4 石油ストーブ それから私は出来るだけ彼の側で過ごすようになった。  周りから特…

淡月
1年前
3

短編小説「思い出を盗んで」その3 小春日

オフコース「思い出を盗んで」より その3 小春日 「新人さん?」    その声に私は我に返っ…

淡月
1年前
3

短編小説「思い出を盗んで」その2 冬の日の午後

オフコース「思い出を盗んで」より その2 冬の日の午後 私が彼と初めて出会ったのは…

淡月
1年前
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短編小説「思い出を盗んで」その1 序章

オフコース「思い出を盗んで」より 序章 部屋のドアを開けると何もなかった。正確に言うと…

淡月
1年前
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オフコース 「NEXTのテーマ -僕等がいた-」

「流れゆく時の中で」で五人のオフコースの活動を終えた鈴木さんに対して、小田さんが五人のオ…

淡月
1年前
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オフコース 「流れゆく時の中で」

この曲は、1982年9月29日にTBSで21時から放送されたオフコースのテレビ番組「NEXT」のサウン…

淡月
1年前
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ドラマ「真夏のシンデレラ」とオフコース「夏の日」

今期のフジテレビの月9は「真夏のシンデレラ」 湘南で生まれ育った幼なじみの3人娘と東京在住の東大卒のエリートの3人の男(うち一人は学歴詐称みたいだが)+ライフセーバーで小児科医という男等が織りなす恋模様というドラマ。 うーん、突っ込みどころ満載のドラマなんですが、何故か毎週観てしまっています。私のような昭和の爺にとっては、何処か郷愁を誘うものがあるのでしょう。 タイトルに「シンデレラ」が冠されていますが、森七菜演じるヒロインの蒼井夏海(あおいなつみ)にシンデレラ感がない