本当の三種の神器 ~「神殺し」の謎を追う~

この話をしていいものかどうか、非常に悩みました。
でも、いつかどこかでしなければいけない。私は心のどこかで、そんな自分の正直な気持ちに気が付いていたような気がします。それで、noteを始めたこの機会に、おもいきって日本の古代史の秘められた真実について語ってみたいと思います。

生前、父が私に打ち明けてくれたことがあります。
三種の神器にまつわる秘められた真実についてです。
まずはこれについて話してみようと思います。
父と私との間でかわされたやり取りは以下のようなものでした。

サトル、三種の神器ってな、あれ嘘や。
ホンマは違う。
ホンマはな、キムチと明太子と塩辛や。
これが本当の三種の神器なんや。
え?嘘やろ?
嘘や思うやろ?
だって、父さん、キムチは朝鮮人が日本に持ってきたんちゃうの?
アホぬかせ。みんな日本のもんや。美味しいものはみんな日本人が作ったんや。アマテラス知ってるやろ?神様が文明も文化も全部高天原(たかまがはら)から持ってきたんや。
嘘や、キムチは絶対に朝鮮のものやん。父さんそれやったらアマテラスが朝鮮人ちゃうの?
ばかもんが!
(それから30秒ほど考え込む父。そしてぽつりと言いました。)
おまえ、、、やっぱ俺の息子やな。

父はキムチと明太子と塩辛が大好きで、どうやら、なんとかこの三つの食べ物を日本人が作ったことにしたいと考えているようでした。でも、そうは言いながら、父は秘められた歴史の真実について知っていたようです。
父は再びゆっくりと語りだしました。

本当はな、神さんがな、殺されたんや。
殺された?
そや。アマテラスな、実は殺されたんや。アマテラスな、あれ、本当は朝鮮人やったんや。殺してしもうたさかい、毎年鎮魂祭いうて、魂を鎮める儀式しとるんや。神が乗っ取られとる。高天原て、あれ朝鮮半島のことや。
あはは。父さんホンマええかげんにしてえな。

私は長い間、父の言ったことを冗談だと思っていました。
今振り返ると、あの時父はとても寂しそうな表情をしていたように思います。
父はコロナワクチンを打って間もなくして死んでしまいました。
死因は心臓が解けてしまう病気でした。2年くらい前の話です。

神が乗っ取られとる。

私はこの言葉がなんとなくひっかかっていたのですが、ある日noteをぼんやり見ていると、このことについて書いてある記事に出会いました。有名なアニメのキャラクターが実は朝鮮人だというのです。その記事を読んだ時は本当に驚きました。古代に出雲系の朝鮮人が携えていたのは、三種の神器ではなく、本当は十種の神宝だったようです。それで、自分でも調べてみると、そもそも鎮魂祭は、この十種の神宝によって執り行われていたようなのです。それで、鎮魂祭というのは、そもそもアマテラス(新羅王の称号)の魂を鎮めるための儀式なのだそうです。

だとしたら、三種の神器はいったいどこから湧いて出てきたのか?
もしかしたら、本当にキムチと明太子と塩辛だったのではないか?
「父さん、やっぱりラピュタはあったよ」、、パズーの言葉が一瞬脳裏をよぎりました。
よくよく考えると、自分は三種の神器について何も知らない。
私はそのことに思いが至り愕然としました。足元が一瞬ぐらりと揺らぐのがわかりました。
それでよくよく調べてみると、古文書によっては二種と記述されているものもある。三種の神器とは、、いったい何なのか?

キムチはともかく明太子と塩辛は本当はどこから来たのか?まさか、、、。
私はさらに調べました。そして、、、衝撃の事実を知ることになりました。
なんと、明太子と塩辛も朝鮮人が日本にもたらしたようなのです。
でもよく考えてみると、そもそも発酵(醸造)技術は朝鮮人よりもたらされたものでした。そもそも日本酒の神を祀る松尾大社は秦氏の氏神です。秦氏は朝鮮より渡来し、日本に様々な技術をもたらしたことで有名です。

まさか!塩辛!おまえもか!

塩辛が初めて文献に登場するのは飛鳥時代。当時は「鮒醢」でフナを発酵させた。フナ?鮒ずしは、、奈良時代に発祥。平安時代に入り古代朝鮮語で書かれた「万葉集」に蟹と塩をかき混ぜて醢(かい)を作る歌が登場する。平安時代以降、魚や蟹の他、動物の内臓も塩辛の材料となる。これらは醬(ひしお)とも言われ、主醤(ひしおのつかさ)は律令において官職となる。つまり、裏を返せば、塩辛は飛鳥時代あたりにもたらされた技術。
まじかよ、、、父さん、ラピュタはあった。私は愕然としました。今度は足元が完全に崩れ落ちてしまったのです。

流石に明太子と塩辛はちゃうやろ、と思っていた自分が馬鹿でした(明太子の話は長くなるので割愛)。悔しい。なぜ、なぜ疑えなかったのか。なぜ今を疑うことが出来なかったのか。与えられた情報によって、自分勝手な思い込みによって、自分はいいように操作されていた、、、。私はようやくそれに気が付ついたのです。自分の中で何かが音を立てて崩れていくのが聞こえました。

無知の知。

自分の中で何かが音を立てて崩れていく瞬間、この言葉が私の頭の中を激しくリフレインしました。と同時に、自分の中で急速に何かが新しく形成されていくのを感じました。
あー、こういうことだったのか。当たり前のこととして素通りしていた事柄が、実は間違えているといことはあるんだな、と私は理解できたのです。
大切なのは謙虚な気持ち。これがないと、見誤る。

そういえば、鎮魂祭は、物部神社と石上神宮、それから彌彦神社でも執り行われる。この三社は出雲系の神社としても有名。いや、有名と言ってしまっていいものかどうか。あ!そういうことか。物凄いスピードで点と点がつながりはじめる。そういえば、相撲も、、朝鮮のシルムが起源。日本酒も、日本刀も、味噌も、醤油も。ああ、そういうことだったのか。

日本人は朝鮮人だったのだ!!

おわり
















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