【１分で読了！即興小説】対インバウンド収益化プラン

【キーワード】

ダイナミックないたずら

【本文】

入国の規制が緩和され、

今後、インバウンドが、
海外観光客から収益を得ていた私たちに再び恩恵をもたらすことが見込まれる。


このチャンスを逃したら、再起の可能性は今後ない！

そう確信した私は、これから大量にきたるインバウンドに向けて、何か収益に繋がる仕組みを作ろうと考えた。



好都合なことに、私は空港の近くに住んでいる。
これを利用しない手はない。

まず私は、個人ではなく、ツアーパックで来た旅行者をターゲットに決めた。

投網一発。一網打尽。
うまくいけば、団体まるごとゲットできるからだ。




手順としては、まず、マイクロバスを用意。
うまくツアーガイドを脅して、バスに誘導させる。

次に、睡眠薬の入ったドリンクを飲ませる。

ジャパニーズトラディショナルドリンクとか言っておけば、何とかなる。
ファンタグレープなんかが良いと思う。


そのあとで、やつらから金目のものを回収。
クレジットカード等は業者に売れば結構な金になる。


最後に樹海など、人目のつかない場所に彼らを捨てる。




観光客よ。早く来い。

私たちはあなたたちの来日をおまちしております。