【訪日外国人の消費行動を追え!】
訪日外国人の消費額は年間で4兆5千万円を突破しています。
最近では中国人観光客の存在感が一気に高まった感もあります。
ただ、中国人の消費額は高い水準であるものの、ここ3年ほどは減っていて、モノ消費から「コト消費」と言われます。
そうなると、「体験型の滞在」として、ますます「おもてなし」が重要です。
もちろんサービスの質は、マニュアル通りの画一的なやり方でスピードや快適さだけでなく、満足感や個性的なものが求められます。
例えば旅館はこれまでは雰囲気などが日本風で趣さえあれば、写真を撮って喜んでくれましたが、そういう外面だけでは満足してくれません。
いかにサービスの質を高めつつも、印象的な対応をするかがカギです。ただ日本的というだけなら、他のどの旅館・ホテルでもいいわけです。
差別化するには、まさに対応する個人にかかっています。誰がどのように接し、どんな体験の中から思い出を作ってもらえるかという点です。
自分自身をそのままをどんどん出していくのでもいいですし、場合によってはキャラを立てるという意識でも良いと思います。
なので、中国人観光客を狙って集客してきたいなら、言語や文化、習慣などを最低限理解し、その上で他の旅館やホテルにはない体験・サービスを考える必要が出てきます。
料理、ツアー、飲み会、語り合い、なんでもいいので常に新鮮な何かを提供していくという意識が必要になると思います。
その中で、自分のキャラを上手く表現して、印象深い体験をしてもらうことで、何か特別なものを残すことができるという1つの成果に繋がります。
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