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ミドル世代が納得する転職をする為に_009_自分に合うとかで職種を決めること

転職する時、『自分の得意な事で稼ぐ』って言う方います。特に若い方、そういう人います。ミドル世代はこんなに極端な人少なくなってくると思いますが。 

そもそも、平均点以上になれば満点まで近いので『まだまだ』と思える一方で、平均点以下にも関わらず『そこそこ出来た』と言う自己肯定感の強い人います。周りから仕事出来ていない評価なのに、何であそこまで自信持って出来るのか?みたいな人。ある意味羨ましい。そして周りは大迷惑。本当にあの人幸せだなぁと。そんな幸せな人になってはいけません。特にミドルは取り返しがつきません。


自分の内面からでは『ストレスなくその業務が出来るか?』ストレスを感じなくその仕事が出来れば、不得意では無いはず。得意かどうかでは無く無理なく出来る事という視点です。

周りの環境面から考える場合のヒントをひとつ。営業職でもいてますね。成約できない理由を必ず他人のせいにする人。『あの人は何度商談しても、この商品の良さを全然分かってくれない!あの人はアカン。』いやいや、分かってないのは「あなた自身の能力の無さを自分でわかる事」でしょうに。でも本人は営業が出来ると思っている。ある意味幸せです。それでキャリアアップとか言ってたとしたら、どうぞどうぞ、でも一緒に働きたくは無いねという感じです。結局のところ、得意ってなんなの?と言う話し。営業で結果が出たのは会社のネームバリューだったり、バックオフィスの助けだったりがあったと思いますが、こういう方と話ししたとしても、多分分かってくれないんです。

そういった意味で、自分にとっての得意が本当に周りの評価と一致しているのか、自分にとっての不得意も周りは案外評価しているのか?を客観的に見たほうが良いです。

でも、周りも『アドバイスして改善してくれるなら言うけど、逆ギレするんやったら、わざわざ言うこと無いし』って言う評価者も少なからずいます。私は色んな意味で『言われ易い人』になる事は結果的に自分の能力を上げていく事の出来る貴重な能力だと思っています。年齢が高くなると誰も言ってくれません。より謙虚にして仕事をする事で、周りから意見を言ってくれる可能性が高まります。

コンプライアンスやハラスメントで地雷を踏みたく無いから、社員間は形式上のコミュニケーションはあるものの、それ以上に突っ込んだコミュニケーションを取りにくい時代になってます。昔から『怒ってくれる人は有難い』と言いながら、そもそも相手に期待していないと怒る事やアドバイスする事もなくなります。


自分は何が得意なで得意で無いか、またそれを中心にして職種探しをしていくか?ミドルの悩みどころです。他人の評価がもらえなくても、自分のストレスマネジメント面からは最低でも検討する事は有用だと思います。その仕事が辛いストレスになるのかどうかという事は、確認しておいた方がいいです。参考になれば幸いです。

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