「英語講師wisteriaの学び直し古典(古文・漢文)」はじめます!
塾講師の私wisteriaは専門の英語中心に、中学受験国語・社会、小論文なども教えているのですが、高校国語もお願いできませんか?と依頼されることがあります。ただ古典(古文・漢文)にブランクがありすぎて、今のところお引き受けしていないのが現状。
ただ高校時代は古典は好きな科目で、なんなら英語よりも得意なくらいでした。私は田舎の今でいう「自称進学校」出身で、予備校にも塾にも通っていませんでしたが、高校の古典の授業は好きだったな。ナガイ・ソウ先生。英語で言うと"So long"、「さようなら」というのが持ちネタで、でも授業は知的な雰囲気を湛えた硬派なものでした。高校レベルを遥かに越えた先生の背景知識に、古物語への想像力を掻き立てられたものです。
そこから30年。この間に高校古典の学び方・教え方にどんな変化があったのか(あるいはそれほどなかったのか)?専門の高校英語教育界のそれとの比較もしてみたい。また目標として共通テストレベルから二次国語まで総合的に教えられるようにもなりたい。そしてゆくゆくは原文で『源氏物語』を味わえるところまでいければと。それをウェイリーやサイデンステッカーの英訳と並べて楽しめるような余生を送りたいなどともぼんやり思っています。
そこでこの企画の第一弾は、マナビズムの八澤龍之介先生の『八澤のたった6時間で古典文法』からはじめる予定です。
高校時代に好きだったとは言っても今ではほぼ完全に知識ゼロ状態なので、まずは基礎文法からスタートすべきかなと。
八澤先生は最近『八澤のたった7時間で英文解釈』と言う英文解釈の本も出されていて、そちらは正直、出だしの自動詞・他動詞の説明あたりからどうにも引っかかりがあって続きを読めていないので、まずは初学者目線に近いこちらの古文からいってみようかなと。
動画をどう学習に活かしているのか、書籍やミニブックとの連動はどうなっているのか、本当に6時間でいけるのか、到達点はどのくらいなのか、「基礎の基礎が怖いってことを今日何度も言っておきます!」でお馴染みマドンナ古文世代英語講師の立場からレビューしていきたいと思います!