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論理的思考と習慣化で人生を切り拓く|アリストテレスに学ぶ

noteをご覧の皆さん、
こんにちは。
地方で飲食店を経営している
幸成(ユキナリ)です。

「幸せになる」
そう言う思いから
幸成とニックネームを
つけました。
57歳になった今でも、
日々、どうすればお客様に
喜んでいただけるか、
どうすればスタッフが
働きやすい環境を作れるか、
試行錯誤の毎日です。

そんな私が、最近、強く惹かれているのが、古代ギリシアの哲学者、アリストテレスの思想です。

なぜ、今さらアリストテレスなのか?
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、
アリストテレスの教えは、
現代を生きる私たちにとっても、
非常に示唆に富むものばかりなのです。

アリストテレスに惹かれた理由|論理的思考と習慣の力


私は、日頃から論理的思考を心がけ、習慣の力を信じています。

「どうすれば売上が上がるのか?」

「どうすればお客様の満足度を高められるのか?」

「どうすればスタッフのモチベーションを維持できるのか?」

これらの問いに対して、
感情や経験だけでなく、
論理的に考え、
具体的な行動に落とし込むことを意識しています。

また、早朝の散歩、読書、
瞑想など、良い習慣を
継続することで、
心身ともに健康な状態を保ち、
仕事のパフォーマンスを向上させてきました。

アリストテレスの思想は、
まさに私のこれらの考え方と
共鳴する部分が多いのです。

最近では、ラジオ番組で
日本を含む世界史を題材にした番組にハマり、YouTubeでも関連動画をよく見るようになりました。
先日、たまたま見た動画で、
大学の教授がアリストテレスについて詳しく語っており、
その分かりやすい解説に感銘を受けました。
ニコマコス倫理学の読書も進めたいと思っています。

アリストテレスから得られた学び|仕事と人生に活かす


アリストテレスの著書「ニコマコス倫理学」には、「卓越性は行為の反復によって得られる。
したがって、卓越性は単なる行為ではなく、習慣なのだ
」という言葉があります。

この言葉は、習慣の力を信じる私にとって、非常に心強いものでした。

日々の小さな積み重ねが、大きな成果を生み出す。
アリストテレスは、それを2000年以上も前に説いていたのです。

また、アリストテレスは、「中庸」という考え方を提唱しています。

これは、過不足のない、バランスの取れた生き方の重要性を説くものです。

飲食店経営において、お客様のニーズに応えつつ、従業員の働きやすさも考慮し、経営者として持続可能なビジネスモデルを構築することは、まさに「中庸」の実践だと感じています。

アリストテレスの教えを学ぶことで、私は以下の3つの変化を実感しています。

⭐︎論理的思考力の向上

物事を多角的に捉え、本質を見抜く力が養われました。

⭐︎意思決定の質の向上

感情に左右されず、客観的なデータに基づいた判断ができるようになりました。

⭐︎習慣化の精度の向上

目標達成のために、より効果的な習慣を設計し、継続できるようになりました。

これらの変化は、仕事の成果に直結し、売上向上やお客様満足度向上に貢献しています。

アリストテレスを学び、人生を豊かに


アリストテレスの思想は、仕事だけでなく、人生においても大きな示唆を与えてくれます。 

「幸福とは何か?」

「どうすれば充実した人生を送れるのか?」

アリストテレスは、これらの問いに対して、具体的な指針を示してくれます。

私は、アリストテレスの教えを実践することで、より深く、より豊かな人生を送りたいと考えています。

読者へのメッセージ|アリストテレスを学び、共に成長しよう


この記事を読んでくださった皆さんにも、ぜひアリストテレスの思想に触れていただきたいです。

アリストテレスの教えは、時代を超えて、私たちに多くの気づきを与えてくれます。

共に学び、成長し、より良い人生を築いていきましょう。

補足

アリストテレスが提唱した「中庸」の概念は、単に二つの極端な状態の中間地点を指すものではなく、状況や文脈に応じて「適切さ」を追求する倫理的な概念です。以下に、誤解を避けるための詳細な説明を提示します。
1. 中庸とは平均ではない
•中庸は、単純な算術的な平均値や中間点ではありません。例えば、「勇気」という徳において、臆病と無謀の中間が常に正しいわけではありません。状況によっては、大胆な行動が必要な場合もあれば、慎重な判断が求められる場合もあります。
•中庸は、それぞれの状況における「適切さ」を追求する概念であり、状況に応じて変化する柔軟性を持っています。
2. 中庸は「適切さ」の追求
•アリストテレスは、中庸を「過剰」と「不足」という二つの悪徳に対する「徳」と定義しました。
•例えば、勇気は、臆病(不足)と無謀(過剰)の中庸であり、それぞれの状況において「恐れるべきものを恐れ、恐れるべきでないものを恐れない」という適切な判断と行動を意味します。
•中庸は、感情や行動の「適切さ」を追求する概念であり、理性的な判断によって見出されるものです。
3. 中庸は実践的な知恵
•中庸を実践するためには、状況を正確に把握し、適切な判断を下す能力が必要です。アリストテレスは、この能力を「フロネシス(実践的知恵)」と呼びました。
•フロネシスは、経験や学習を通じて培われるものであり、中庸を実践するためには、日々の努力が不可欠です。
4. 中庸の具体例
•勇気:臆病と無謀の中庸
•節制:快楽の過剰な追求と快楽の完全な否定の中庸
•寛容:怒りの過剰と怒りの欠如の中庸
5. 誤解を避けるためのポイント
•中庸は、状況に応じて変化する柔軟な概念である。
•中庸は、理性的な判断によって見出される「適切さ」である。
•中庸を実践するためには、実践的な知恵が必要である。
アリストテレスの中庸は、単なる中間地点ではなく、状況に応じた「適切さ」を追求する倫理的な概念です。この概念を理解することで、より良い人生を送るための指針を得ることができます。

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