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お友達のケガ、どこまでどういう対応をしたらいいのか
おうちに娘たちのお友達が来てくれました。
小学校低学年の男の子。はじめは部屋でゲームをやっていたけど、お庭で遊ぶことに。そして、それは起こったのです。
庭に何脚か木の椅子が置いてあるのですが、お友達が椅子をどかそうと触ったとき棘が数本刺さってしまったのです。
私は中で内職をしていたのですが、娘たちから「○○くんが手に棘が刺さった!」と言うので慌てました。
見ると、親指の付けに1~2ミリの木の棘が数本刺さっていました。
すぐに手を洗い、消毒をして刺抜きは無かったのでピンセットで何とか1,2本は取ることができました。
しかし細かいのは取れないので、ネットで調べて本人に確認し5円玉を使った方法と、はちみつを塗る方法を試しましたがなかなか抜けず。
本人も痛くはないけどちくちく気になるというので、すぐ薬局に行き刺抜きを買ってきました。
そしてもう一度試してもやっぱり抜けないので市内の休日診療に電話して確認するも『外科・皮膚科の先生ではないので対応できない』と言うことでした。
『○○市の病院だったら対応していると思います』と教えていただいたので、取り合えずお友達のおうちに謝るとともに病院に行くなら連れていく提案をしにおうちに伺いました。
お母さんに
・子ども達と庭で遊んで木の椅子に触ったときに棘が刺さってしまった。
・処置として刺抜きを使用したこと、消毒して5円玉やはちみつを試して2本は抜けたこと。
・休日診療にも電話したが対応ができないので、市外の病院に行くなら自分が連れていくということ
を話し自分なりに謝りました。
お母さんは『この程度なら家で抜けると思う。こちらこそ突然お邪魔したにも関わらず一緒に遊んでくれてありがとうございました』と仰っていただき、刺抜きがないということなので刺抜きをお渡ししてその場は帰りました。
その後、めっちゃ凹みました。
自分の対応は良かったのか。
棘は無事に抜けたのか。
病院に行くことになったら菓子折りを用意したほうが良いか。色々考えてしまい何も手に付きませんでした。
30分後、『無事に棘が抜けました』というメールをいただきとても安心しました。
『この程度のケガならよくあることなので気に病まないでくださいね』という優しい言葉もいただきほっとしました。
子ども達だけで遊んだ時に転んでひざを擦りむいたとか、ボールが強くぶつかって少し腫れた程度は元気で遊んだ証拠!と考えるのですが、棘はちょっと驚きました。
夜、主人にそのことを話したら『椅子は危ないからもう処分しよう』という話になりました。
こういう問題は立場やその人によって考えが沢山あると思います。
結局は本人同士、その親御さんが納得してわだかまりなく解決出来たらよいと思いますが、こどもを預かるということはこういうこともある、ということを改めて考えさせられる出来事でした。