人を信じることについて2021 8/14

辛いことを誰かと乗り越えること。とっても素敵なことのようだけど、悲しいかな、私はそんなことできない。
一人で抱え込んで一人でそれを解決しようとする。だって、辛いことを誰かと乗り越えてしまったら、その誰かに裏切られることが怖くなるから。そして崩れてしまうから。

きっと人をあまり信用してないのだと思う。人に期待しないから怒ったこともないし、あまり傷ついたこともない。故に人情もない。この人を信じられない病は感染るようで、誰かの期待を時には裏切る時だってある。なぜだろう。なぜだろう。ひとしきり考えてみた。

そしたら、私は結構世の中をシニカルにとらえているからだってことがわかった。その根底には人に頼らず一人で生きられる強い人でありたい。という思いもあった。それは文学や哲学から培われた知識で、今こうして生きやすくさせてもらってるのはそれらのおかげだと思ってる。人を信じたいと一人でも強く生きていかなきゃ。の板挟み状態。

でも割り切ることなんてしたくない。いろんな感情を割り切らずに認めていくことでモチベーションになったり、人生の糧になったりするから。

信じることのできる人を探して夢を追っているのかもしれないな私は。信じるということは愛するということ。信じるということは自分以上にその人の味方でいたいと思うこと。そういうことなんじゃないかなって思う。そしてそんな人に愛されたい。。ひたすらに!

そしていまは、そんな自分を認め、好きでいたいと思う。

こんな文章を書いてるうちに思ったこと。信じること、愛することができる人にいつか会えると私は信じている。

ps.そう思うと太宰治は幸せだよね。一緒に心中してくれる人が3人もいたのだから。

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