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弥生 おうちビストロ ~桜の開花を待ちかねて~

今年の3月は寒い日が多く、桜の開花も例年より遅かったですね。
今日、待ちに待った「開花宣言」がありました!

そんな弥生、冬の名残と春の走りの食材、両方よく食べました。
気軽な料理と気分のワインを楽しむ「おうちビストロ」の第2弾です。

今回のメニューはこちら


ワインに溺れたカリフラワーとトスカーナ赤

カリフラワーのシーズンは、そろそろ終わりに。
1年前もつくった、↓これを作りましょう。

野菜の直売所で購入したカリフラワーが瑞々しくていい感じ。

洗ってカット

ニンニクをオリーブオイルで炒めて、カリフラワー、アンチョビ、黒オリーブ、赤ワイン、塩少々を入れて15分ほど蒸し煮にする。

蒸し煮、開始

ショートパスタを茹でて、カリフラワーとパルミジャーノチーズを混ぜ合わせる。

パスタ完成!
右端に見えているのはミモレットチーズ

カリフラワーにアンチョビの旨味や赤ワインの風味が加わり、黒オリーブのアクセントもいい。
この料理だと、1度でカリフラワー1/2個をペロリと食べられる。

先日、ユイじょりさんがカリフラワーのビタミンは熱に負けない、と書かれていていいことを知った。
↓このグラタンも美味しそうだった。

さて、カリフラワーのパスタと合わせたのは、トスカーナの赤ワイン。

イ ジュスティー エ ザンツァ アディーネ コスタ トスカーナ ロッソ 2018
(I Giusti & Zanza Adine Costa Toscano Rosso)

こちらは頂き物のワイン。
ブドウ品種はサンジョベーゼ主体で、メルローもブレンド。
ブラックチェリーやプラムのような果実の香り、クローブや土の香りも。
酸味程よく、タンニンはややしっかり。

開栓して1週間近かったが、余韻はまだ長め。
一緒に食べたミモレットチーズとも合った。

きのこ入りハンバーグとスペインの赤

こうや豆腐の粉末を見つけて思わず購入。
さあ、どう活用しようか。

粉末こうや豆腐

おからのパウダーをパン粉の代わりに使うとヘルシーと聞いた。
こうや豆腐をパン粉の代わりに使ってみよう。

mamigeさんの、きのこ入りのハンバーグのレシピを思い出す。

きのこをたっぷり混ぜたハンバーグを作ろう。
まずは玉ねぎ、エノキ、舞茸を細かくカット。

きのこたっぷり
きのこしんなり

炒めて冷ましたきのこ&玉ねぎ、粉末こうや豆腐、合いびき肉、調味料を入れて、ハンバーグのたねを作り、フライパンで焼いていく。

多めに作って、作りおき。
初日は野菜カレーにのせていただいた。
2日目はハンバーグらしく、ソースをかけていただく。

ソースにもきのこを
(ピントずれ)

キノコがあんなに入っているとは思えないハンバーグ!
重たくなく、作り置きしても、固くなくてふんわりしてる。

キノコハンバーグに合わせたのは、スペインのテンプラニーリョの赤。
豚肉料理とテンプラニーリョは相性がいい。

トーレス アルトス・イベリコス・レゼルヴァ2017
(TORRES ALTOS IBERICOS RESERVA)

エノテカで4,070円で購入。
ブラックチェリーの香り、クローブのような適度なスパイス感、滑らかなタンニン、重すぎず、懐が広く深い感じ。
さすが6年以上熟成されている2017年ヴィンテージがいい。

そら豆のクリームチーズ和えと輪島の白

冬っぽいメニューに続いて、次は春っぽいメニューを。

春の野菜が出回り始め、そら豆、筍、アスパラを購入。
そら豆は鞘から出して茹でて、クリームチーズ、マヨネーズ、すりごま、レモン果汁、柚子胡椒少々を和える。

鞘から出したそら豆
そら豆のクリームチーズ和え

餃子さんの↓たけのこ混ぜご飯、茹でたてアスパラも並べて、春野菜が主役の夕食。

この料理に合わせたのは、輪島市にあるハイディワイナリーのソーヴィニヨン・ブラン。
そう、能登半島の先から届いたワイン。

ハイディワイナリー
千里 ソーヴィニヨン・ブラン 2022

素直に美味しいワインだったが、この時、なぜかテイスティングメモを残していなかった。

記憶をたどると、飲み応えがあって、次は魚介に合わせたいと思った。

なお、ハイディワイナリーさんのInstagramによると、未だに上下水道は断水したままとのこと。
それでも、ボランティアが集まり、ブドウの枝の剪定は進んだそうで、「2024年のワインを造る」という目標を立てたそう。
是非とも、目標達成されることを願っている。

ホタルイカと輪島のロゼ

春の大好きな食材、ホタルイカ。
富山産のものを見つけてマリネに。
新玉ねぎをスライスして、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩少々でマリネ。

ホタルイカのバルサミコ酢マリネ

ホタルイカは肝ごと食べるので、スッキリした白だとワインが負けてしまう。
ロゼと合わせよう。

ハイディワイナリー
千里 メルロー ロゼ 2022

色調は、透明感はありつつ、ロゼにしては濃いレッド。
ラズベリーの香り、ミネラル感と旨味、紅茶のような渋みのあるタンニンも。メルローらしい風味がする、しっかりめのロゼ。

濃いめの色調

さすが輪島のロゼ。
富山湾のホタルイカと相性がいい。

この日のメニュー「豚肉とトマトのすき焼き風」「カスベのスープ」という一貫性に欠ける組み合わせに、輪島のロゼはいずれとも合った。

春キャベツとしらすのパスタ、北イタリアの白

前回の「おうちビストロ」で思い出して、食べたくなった「春キャベツとしらすのパスタ」。
ふんわりと巻いた春キャベツがあったので、作ることに。

オリーブオイルでニンニクの香りを出してから、アンチョビ、春キャベツを炒める。
ゆでたパスタを加えて、しらすをたっぷり絡める。

完成!

ニンニクの香り、アンチョビとしらすの塩味と旨味、春キャベツの甘味と食感がいい。

このパスタに合わせたのは、北イタリアの白ワイン。

アレグリーニ ルガーナ 2022
(ALLEGRINI LUGANA)

ルガーナは、ヴェネト州とロンバルディア州にまたがるガルダ湖の南湖畔で作られる白ワイン。

ブドウは土着品種のトゥルビアーナとコルテーゼ。

柑橘類の香り、杏や黄桃のような香り、スッキリした酸、やや苦味のアクセント、旨味があり、ボディは中程度。

これは美味しい!
ミネラル感のあるワインとパスタがよく合う。

購入したエノテカのサイトを改めて見ると、ワイナリーの「アレグリーニ」は「イタリアNo.1生産者」といわれるほどの高評価。

ヴェネト州あたりだとソアヴェが有名だが、ルガーナも美味しい。
内陸部の産地ながら魚介類に合いつつ、飲み応えも程よくある。

と、かつて飲んだルガーナを調べようとして、アプリが使えないことを思いだす。

1月下旬に、これまで数年活用してきたアプリ「vinica」にログインできなくなった。

以降、経験済みの延べ1700種類のワインの記録がたどれなくなって2ヵ月。
「vinica」また使えるようにして欲しい。
(担当部署に問い合わせて、原因も対処方法も判明済。自己判断でアプリの更新を待ってます。)


🌸            🌸            🌸


という訳で、本格的な春に向けて少なくなったワインのストックを補充したいと思いつつ、1年前あたりの記録がたどれない。

今回よかったルガーナをきっかけに、エノテカでワインを物色。

ルガーナの紹介ページに「エレガント&ミネラリー」という表示が。
春夏シーズンに向けて、この系統のワインをストックしておこう。

「エレガント&ミネラリー」な白ワインいいな

思わず、ルガーナと「同じスタイルのワインを探す」をポチっと。

この「エレガント&ミネラリー」な白とあわせて、春によさそうなオレンジ、ロゼも購入。
なんだか、エノテカの戦略にのってしまった。

明日、ワイン達を受け取り予定です。
来月の「おうちビストロ」は、エノテカのワインが多くなるかも。

今回もお読みいただきありがとうございました🍷

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