9月長野旅行 ③オーベルジュの朝食とローカルスーパー
蓼科高原にあるオーベルジュでの印象深いディナーの翌日。
ふと目覚めると、ベッドの上にある天窓から青空が見える。
何時だろうか。
オーベルジュのメゾネットタイプの部屋は、2階にベッドルームがあり、スマホは1階のデスクに置いてある。
1階まで階段を降りて、水を飲み、時間を確認すると5:35。
この時間でこの明るさなら、今日はきっといい天気だ。
朝食
もう一眠りしてから、仕度をする。
8:30の朝食の時間よりわずかに早く部屋を出る。
ダイニングに行ってみると、オーナーソムリエが「おはようございます」とテーブルに案内してくれる。
テーブルセッティングは、美しく整えられている。
「自家製のドレッシングでどうぞ。」とサラダをすすめられる。
瑞々しいグリーンサラダに程よく酸味のあるドレッシングが美味しい。
ほどなく焼き立てのパンが出てくる。
分厚い食パンのトーストとクロワッサン。
丸い蓋の下は、砂糖不使用のマーマレード、イチゴ、ブルーベリーのジャム。
サラダを食べ終わると、玉子料理が登場。
エッグベネディクト(マフィンなし)をパンと共にいただく。
更に、冷たいミルク、ヨーグルト、フルーツ(シャインマスカット、スイカ)、淹れたての珈琲で大満足。
ジャムはパンに付けたり、ヨーグルトに入れたり、最後は珈琲にも入れたりして、ほぼ平らげた。
普段、朝食は食べないが、旅先だと不思議にお腹が減り、朝食を心待ちにしてしまう。
こちらの朝食は、身体に負担なく、でもたっぷり食べたという満足感がある。
ダイニングを出て、そのまま食後の散歩へ。
昨日より空は明るく、白樺の樹も白く輝いている。
朝の9時過ぎで18℃くらい。
陽射しは強いが、気温は快適。
散歩から部屋に戻り、本を読んだりしてから、帰りの準備。
とてもゆったりリラックスした時間を過ごすことができた。
オーベルジュテラさん、大変お世話になりました。
ツルヤ
チェックアウトして、宿から徒歩1分のバス停へ。
10:31発の路線バスに乗り込み、茅野駅方面へ向かう。
途中、タクシーでは通らなかったキャベツ畑や、縄文遺跡の考古館の前を通過。
茅野駅の少し手前のバス停で降車。
徒歩300mくらいのところにあるローカルスーパーへ向かう。
主に長野県で70店舗以上展開するローカルスーパー「ツルヤ」。
おてだまさんの記事を見て、行ってみたいと思っていた。
特急が運休しなければ、初日に訪れる予定だった「ツルヤ」。
2日目に立ち寄ってみることに。
駐車場は昼前から車でいっぱい、店内は広くてキレイ、品揃えが豊富。
おてだまさんオススメの丸山珈琲を発見。
でも、コーヒーかりんとうが見当たらない。蕎麦コーナーは発見。
ジャムコーナーはどこ?
パンも美味しそうだけと、夕食と朝食で食べたから今回はいいかな。
ワインの棚は、流石!
長野ワインが豊富。
地域のスーパーは、その土地の日常的な食文化が見えておもしろい。
そうこうしているうちに、タクシーを呼ばないと次の特急に間に合わなくなる時間に。
売場から少し離れたところで電話してみるも、「電波が遠いです」と言われ、店名と氏名を連呼。
なんとか連絡がつく。
まだ見たいところがあったが、レジで会計。
これから立ち寄るところがあるので、軽量のものを選んだ。
ツルヤには、またゆっくり訪れたい。
外に出てタクシーをしばらく待ち、乗ってからも途中で工事している道があったりして焦ったが、茅野駅から予定していた特急に乗れた。
列車は、上諏訪、下諏訪、岡谷を通過して、塩尻へ。
途中、諏訪湖の湖面がキラキラしているのも見えた。
塩尻駅に到着。
明治35年12月15日に開業という看板がある。
明治35年=1902年なので、開業から120年以上。
さすが有名なワインの産地。
駅前にブドウ棚があり、ブドウの実には紙の傘もかけられている。
さあ、ワイナリーへ向かおう。
◇ ◇ ◇
オーベルジュで堪能したヴォータノワインさんではないですが、老舗ワイナリーを訪れます。
収穫前の「桔梗ヶ原メルロー」の畑を見学しますよ!
続きは、「日本ワイナリー巡り」の記事になります。
今回もお読みいただきありがとうございました🍷