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[教育発想源]004:「期末テストの成績が69点」。これは悪い成績? それとも良い成績?
教育の本質を突き詰めていく新連載「教育発想源 〜異能な逸材の育て方〜」。
「教育」を正しく学べば、会社経営における人材の育て方、プロジェクト内におけるチームの鍛え方、さらにはお子さんの学習指導や乳幼児の育児と、人生のあらゆる場面で生かすことができます。
「マーケティング発想源」を読んでいる人だけが学べる、マーケティング的な独自の教育論。
ぜひこの「教育発想源」で学び、いろいろと考えてみて、自社の経営やお子さんの育児に活かしてみてください。
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■[教育発想源]004:「期末テストの成績が69点」。これは悪い成績? それとも良い成績?
「教育」とは何か。
これは人によって定義がまちまちではありますが、本質部分が理解できていない人は、いくら「教育」のことを考えようが、まともな成果は出ません。
では、自分は「教育」の本質を理解できているかを見てみることにしましょう。
あなたは自分のお子さんに「良い教育」をしたいと考えている、とします。(したいですよね?)
あなたのお子さんが、小学校高学年か中学生あたりの年齢だとします。
そのお子さんが、学校や塾で学期末テストをやりました。
本人は「次は100点とまではいかなくても、せめて90点は取りたいな」と言いながら、その日までテスト勉強をやっていました。
試験が終わって帰ってきた時、お子さんは「今日のテストはちょっと難しかった。90点は行かなかったかもしれない」と言いました。
後日、採点されたテスト結果を持って帰って、親のあなたに見せました。
そのテストの成績は、69点でした。
周囲の友達の点数などを見る限りでは、クラスの平均点は75点ぐらいかもしれない、とのこと。
さて、お子さんのこの「69点」というテストの点数は、「良い成績」なのでしょうか、「悪い成績」なのでしょうか、それとも「良くも悪くもない成績」なのでしょうか?
「恐らくこの記事ではこう言いたいんだろ?」などと変に勘繰ったり予想したりしなくていいので、あなたが率直に感じたものをお答えいただければ。(教科は何でもいいです)
恐らく率直に感じたことを、そのままそのお子さんに言うことになるでしょうから。
お子さんに言う言葉はいくら気遣おうが、やっぱり親が率直に思っていることがそのままお子さんには伝わるものです。
さて、あなたは69点をどんな成績だと思いましたか?
以前、これは当社のコンテンツでも、似たような例の話をしました。その時は確か、75点の例だったかな。
読まれた方からは、いろんな意見が寄せられました。
「うーん、小学校の高学年で75点はちょっと厳しいかな。やっぱり最低でも85点以上はないと、自信もつかないし、低い点に慣れてくるし」
「放棄してわざと0点を取ったわけではなければ、本人はがんばったのだから、やっぱり良い点数だよと励ますと思います」
「75点だったら高いとは言えないけれど、かといって平均点の前後だったら極端に悪いというわけではないし、普通の点数と言えるんじゃないでしょうか」
などなど。
前述のように、人によって「教育」の定義は様々ですから、ここには正解があるわけではありません。
でも「教育」の本質を考えるならば、どんな方もここはしっかり押さえておいていただきたい。
「テストで69点」は、良い成績か、悪い成績か、それとも良くも悪くもない成績か?
それは……
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