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第19講:自分たちにとって手間がかかることは、躊躇なく有償規定をしてお金で解決してもらう [やりなおしマーケティング]

「ビジネス本を読んだり経営セミナーに出たりして、マーケティング理論をたくさん勉強したけれど、結局わけが分からなくなってしまって、会社経営も営業活動も逆にうまくいかなくなってきた」

とお嘆きの経営者やマーケティング担当者の方々が増えています。

インプットをたくさんしたはずなのに、経営やマーケティングに取り入れるたびにどんどん経営が悪化するという事態に。受験勉強のようにはうまくいかなくて困っている方、多いですよね。

この「やりなおしマーケティング講座」では、マーケティングを根本的なところから学び直すための方法をお伝えしていきます。

マーケティングを知らない初心者のための講座というより、マーケティングをいろいろ学びすぎて迷走中だから根本的な意識の部分から改めたい人向けです。そこをやり直さないから迷走するんですよ、という部分をお伝えしていきます。

それでは「やりなおしマーケティング講座」、今日の見直しポイントはここです!


●第19講:自分たちにとって手間がかかることは、躊躇なく優勝規定をしてお金で解決してもらう

特に創業したばかりの起業家などに多いですが、「これをタダでやってくれ」「これを無償でやってほしい」などお金にならない仕事を取引先から強要されて大変というケースをよく見ます。

「これからもっと仕事回すからさあ。今回はちょっと無料でやってくれない?」と、今後の取引をちらつかせて無料で働かせようとするのです。

このように、相手に無料でやらせようという人は、次の仕事も「この前も無料でやってくれたじゃない」という意識でしかないので、完全に断るべきです。こういう人と仕事をしないようにしたほうが絶対にいいです。

こういう人に無料で仕事をさせられる時間は、起業直後で大変な時には本当にもったいないことですから、しっかり断ってください。


そしてもう一つ、大事なことがあります。

「ちょっと追加の文書を作ってきてくれる?」「もうちょっとデザインを修正してくれる?」といった、追加作業の話です。

追加の文章を作って持っていく、デザインの細かい部分を修正する、といった作業は、お金が発生しにくい割には、時間がすごくかかってしまいます。こういう仕事はどうするべきなのか?

ここは、ものすごく大事な部分です。すごく良い方法があります。

どうするかというと……

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