第11講：「行列ができないかなぁ」よりも、「行列ができたら負け」の意識。 [やりなおしマーケティング]

「ビジネス本を読んだり経営セミナーに出たりして、マーケティング理論をたくさん勉強したけれど、結局わけが分からなくなってしまって、会社経営も営業活動も逆にうまくいかなくなってきた」

とお嘆きの経営者やマーケティング担当者の方々が増えています。

インプットをたくさんしたはずなのに、経営やマーケティングに取り入れるたびにどんどん経営が悪化するという事態に。受験勉強のようにはうまくいかなくて困っている方、多いですよね。

この「やりなおしマーケティング講座」では、マーケティングを根本的なところから学び直すための方法をお伝えしていきます。

マーケティングを知らない初心者のための講座というより、マーケティングをいろいろ学びすぎて迷走中だから根本的な意識の部分から改めたい人向けです。そこをやり直さないから迷走するんですよ、という部分をお伝えしていきます。

それでは「やりなおしマーケティング講座」、今日の見直しポイントはここです！

●第11講：「行列ができないかなぁ」よりも、「行列ができたら負け」の意識。

テレビを見ると「行列のできる人気店」「行列の絶えない注目の店」といった人気のお店をいつも特集しています。

売上がなかなか思うように伸びないというお店のオーナーには、「うちもああやって行列ができるぐらいに人気が出ないかなあ……」などと羨ましがる人が多くいます。

でも「やりなおしマーケティング」で経営をやりなおしたいと思ったら、まずはその意識からガラリと変えることです。

これは不思議に思われるかもしれませんが、「行列ができたら負け」と考えれば、マーケティングの構築は実はうまく進んでいくのです。

このように意識を変えるだけで、正しいマーケティングのステップが始まります。

これは「お店をなんとかしたい」「会社をなんとか立て直したい」と経営改善を考えている経営者の方には深く知っておいていただきたい。

どういうことなのか。順に説明をしていきますね。