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【ミニマリストの鉄則】捨て難いものは買うな

もともとモノをたくさん持っていたので、満足いくまで手放すには相当な時間と労力がかかりました。今振り返って思うのは「労力が無駄だったなぁ」という点です。これが結構大きい。


時間は没頭してしまうと忘れてしまうから。


まぁ、人生1秒1分も無駄にできないと考えたら、それも無駄なんですが、そこにあまり意識は向かなくて、印象として残っているのは「捨てるの、辛かった」っていう思い出です。


あ、心理的に辛かったとかではありません。単純に労力がかかって、大変なおもいをしたな、っていう、アレです。


代表格はコレですね。

人間、誰しも「辛いことや、苦しいこと、悲しいこと」はできれば、避けたいですよね。もう2度と、あんな目には会いたくない。


肉体へのダメージもそうだし、精神へのダメージもそう。


わたしは肉体も精神も弱い、いわゆる「よわむし」なので、とみにそういうストレスから避けたいと思う方です。だから、同じことの繰り返しで、苦痛を生むなら、もうそれに近寄りたくない。


同じ過ちを繰り返すのを避けるには、過ちを犯さない仕組みを作るのが賢いやり方だと思います。


「気合いでなんとかする」とか「意識して、やらないようにする」とかいうのは、なかなか難しい。「気合いでできる」カバーできるところって、実際には案外少ないそうです。


それよりは、仕組みで、物理的に「できないようにする」のが得策です。


カーペットを捨てるときに、懲りたわたしは、仕組みとして「カーペットを買わない」選択をしました。その存在が「ない」なら、もう、その苦痛は起こり得ないからです。


それからは心身ともに快適です。


実は、そういう、手放す時に苦痛を伴うモノが世の中にゴマンとあるから、始末に追えないんですよね。苦痛だからといって、きちんと手放すことを諦めてしまったら、もう、あとはお分かりですよね・・・。


より、えらいことになるわけです。


それからというと、「買うときに躊躇いが出る」のですが、これは良い傾向だと思います。「ためらう」というのはその時の感情に流されて買おうとしていないことの表れですからね。


それよりも、後先考えずに「あ、これ良さげだから、買おう」ってなって、それで本当に買ってしまうことが危ない。


そのモチベーションが未来永劫変わらず、壊れるまで使い続けるのなら、100歩譲って、よしとしますが、どうせその意気込みは長くは続かない。


それなら、あと先考えて、じっくり購入を検討した方が良いです。特に、捨て難い、手放し難いモノなら尚更です。逆にすぐ捨てられそうなモノだったら、悩まなくてもいいと思います。


手放そうとしても、お金も時間も労力もかなり使わないといけないモノは、「買わない」に越したことはないと思いますけど、みなさんはどう思いますか。


それでは、また。

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