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食費の節約方法〜食事の固定化

写真はわたしの毎日の昼食弁当です。この一年間、外食がほぼできなくなったので、自炊が中心になり、昼食は自家製のお弁当で過ごしています。本当は面倒でやりたくないんですけど、気がつけば弁当を作り続けて一年が過ぎていました。


ちなみに、他にレパートリーはありません。毎日おなじ。本当は色々作ろうと思えばできるんですけど、献立を考えるのと、食材をやりくりするのが面倒なので、一週間分まとめてお弁当のおかずを作り、それを昼食としています。


代わり映えはしませんが、慣れたら大丈夫です。味を少しずつ変えたり、調味料を加えてみたり。同じ献立でも、味わいは違いますw


また、昼はこれだけですが、夜ご飯はTPOに合わせて変えているのでこの弁当で「飽きる」ということはありませんでした。


まぁ、ある意味、実験で一年間同じ弁当を作ってきたわけですけども、ここで一つ、思い至ったことがあります。それが、食費を節約したかったら、食事を固定化するということです。


※今回はちょっと長めです。

食事を固定化する〜献立を迷わない

子供の頃は、親の教育?躾もあってか「いろんなものを食べる」そして「出されたものは全部食べる」という考えのもとで育ってきました。


嫌いというか、ちょっと苦手な食べ物も当然あるわけなんですが、それを「食べない・食べられない」という選択肢はありませんでした。いわゆる「お残しは許しません」というスタンスです。あの時は辛かった・・・


母親は料理が割と好きなほうなので、結構手間暇かけて色々作ってくれていたほうだと思います。まぁそれはそれでありがたいのですが、大人になってから、一人暮らしも始めたりで、家庭料理を味わうことも少なくなりましたが、いざ自分でとなると、その日の献立というのも「自分で考える必要がある」のはわかりますよね。


健康に配慮した食生活。考えた献立。どれも理想的なんですけど、「こうすればいい」ということは分かっていても、実際にそれをやろうとすると「とてつもなく、難しい」ことがわかります。


バランスよく食べるのは理想ですけど、やっぱり難しさがある。自炊初期には結構その「バランスよく食べる」「バランスよく献立を考える」という固定観念に、悩んでいた時期がありました。


しかし、最近はもうそういうこだわりは捨てて、自分にできる範囲の献立にしよう!と思いました。冒頭のお弁当も「献立を固定した結果」の結晶ですw


献立を固定化してしまえば、あとは「作るだけ」になりますから、悩みが一つ減ります。「献立を考えなくていい」つまり、献立のミニマム化です。


どうしても他のものが食べたかったら、どこかで買えばいい。何でもかんでも自炊じゃなくったって、いいわけです。


食事を固定化する〜買うモノが決まるから、無駄がなくなる

自炊をして何かを作ろうとすると、当然「分量が余る」ことが多々あります。「この肉、魚、野菜、ちょっと余っちゃったんだよね。」「この調味料、しばらく使ってないね。」なんていうことが多々発生します。


それらのものが、消費されずに、冷蔵庫の中で長く保存されることになって、結果的に「食べられない」まま、廃棄されることになる。


賞味期限を過ぎても、しばらくは食べられますけど、極端に古くなってしまったものは、廃棄せざるを得なくなります。

食品ロスはできるだけ避けたいんですよね。


一つの解決策として「食事の固定化」があります。自炊する場合、わたしがやっているように「献立を決めてしまう」ということがあります。


献立が決まっているので、使う食材は決まっています。あとは分量を大体決めて、買い物をして、足が出ないように微調整していきます。最近はほとんど「足が出ること」がなくなりました。1週間で食べ切るサイクルが安定化してきて食品ロスするようなことはありません。


いろいろなものを作れるというのも、料理の醍醐味ですが、ひとつの献立をストイックに作り続ける極めるというのも、ひとつの選択肢だと思います。食材を無駄にしない、節約につながるのは、こちらの方法なのではないかと。


食事を固定化する〜毎日同じ献立でも問題ない

これはわたしがひとり暮らししているからかも知れませんが、「毎日同じ献立」でも全く問題ありません。


家族がいると、パートナーや子供の好みがあるので「毎日同じ献立は勘弁!」というリクエストがほとんどだと思います。わたしも毎日同じ献立が出てきた時は、子供心に辛かった記憶があります。


でもですね。


ひとりなら、その欲望も自分の中だけでコントロールすればいいわけですから、調整は簡単です。食事は誰かと一緒にするほうが楽しいですが、その分、食材と献立選びには気を使いますよね。


その点、わたしはひとりなので気楽ですし、献立は自分だけが決める。もし「今日は作る気分じゃないな」とか「今日は適当にカップ麺でいいや」と思えば、自由に変更できるわけです。


「毎日同じ献立は嫌」もできるし「毎日同じ献立O K」もどちらもわたし一人で選択ができますからね。これが家族がいるとなかなか難しくなります。


食事を固定化する〜実際、そこまでお金がかかってない

シノゴの言わず、食事を固定化することで、節約になっているのか?めがねが妄想しているだけで、実際は違うんじゃないの?なんて思うかも知れません。


具体的な食費の計算はこちらで行っています。

食費は月額25000円としていますが、この中に酒代とプロテイン代が入っていますので、厳密に「食費」だけを考えたら、もう少し少ない感じです。これらも全てやめて、純粋に食事代だけで考えたら、10000円ちょっとで生活できている感じですよね。


まぁ、その他のモノを減らそうとも思ってないですし、このくらいの金額であれば、許容範囲ですから十分だと思います。


ストイックに極限まで食費を削ってやろう!って考えてないですから、節約が目的なら、食費じゃなく、他に見直さなければいけないところを考えるほうが、合理的です。食費を削って不健康になっては元も子もありませんからね。

食事を固定化する〜1日のルーティーン

実際にどんな食生活をしているのか、少しご紹介。現在のわたしの食事はこんな感じです。ちょっとだけご紹介します。

・朝:プロテイン、Müesli、ゆでたまご、ヨーグルト
・昼:玄米ご飯、金平生姜、ひじきの煮物、鶏胸肉(写真参照)
・夜:ざるそば、お新香、(プロテイン)、酒

朝昼は変わりませんけど、夜はTPOによって変わることがあります。

外国で生活しているんですが、日常の食事はガチンコで「和食」ですw


洋食中心の生活になるのかな?と思っていたんですが、「健康を考える」「現状の生活を考える」とこのような献立に落ち着きました。どうやら、日本からは離れられないみたいですね。


あ、もちろん、献立は固定してますが、時々違うものも食べたくなるので、そういう時は、食事の固定化ルーティーンは崩れることもあります。


あまりガチガチにやりすぎないで、ケースバイケースがモットーですw

まとめ

食費を節約しようとするなら、いろいろな方法があるとは思いますが、わたしは「食事を固定化すること」を提案したいと思います。


日々の食事を固定化すると、余計なモノは買わなくてもすむし、使うお金がどれくらいかが、予想できるので、結果「節約戦略」が立てやすくなります。


ただこれは食事の決定権があるのが「自分」だからという側面が強い。ひとりならこういう節約もありですが、家族がいると厄介な面もありますよね。


ひとつの方法としての食事の固定化、試してみてはどうでしょうか。


それでは、また。

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