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アドリア海で「海の水の冷たさ」を思い出す

時々描く海外シリーズということで今回は「アドリア海」を書きます。例のアニメ紅の豚の舞台にもなったという、あの海のことです。一応、地中海ということになりますよね。


紅の豚、好きなんですよね。子供の頃はそこまで好きかと聞かれたら「なんで豚が飛行機操縦してんねん!」って突っ込みたくなる感じでした。


大人になって、初老と呼ばれる年齢に差し掛かったときに、これは「中年のおっさんが見るべき映画なんじゃないか」って感じたんです。

「かっこいいとはこういうことさ。」


まぁ映画の番宣はこれくらいにして、話を戻します。


アドリア海、ヨーロッパの南方でもあり、地中海というだけあって、夏は相当に暑い。日本の同じくらい暑さを感じます。湿度も高いので、海岸沿いは割と、じめッとしている感じがします。



ウエットで気温が高いとなると、うだるような暑さになりますが、それでも日本のあのギンギンギラギラ、ムンムンの夏に比べたら、そこまでキツくはないのかもしれません。


エアコンは必須ですけどね。どのホテルに行っても、エアコンは完備されているのはありがたい。今のところ、エアコンは全部「日本製」だから驚きました。


日本から遠く離れたこのアドリア海でPanasonicとか三菱とかダイキンとかの名前を見かけることになるとは・・・。さすがジャパン、と感じざるをえませんでした。胸熱な展開ですw


さて、海というならやっぱり海に入らないと話になりません。一応、海にも行ってみたので、水に入ってみると。。。


冷たい


太陽はギラギラしてて、日光浴を楽しむ老若男女にあふれている中。わたしは一人、着のみ着のまま、足を踏み入れたわけですが、それでも「海の水が冷たい」ということでした。


水が冷たすぎて、我慢できないほどではありません。


太陽は地面をジリジリ焦がすけど、海の水を干上がらせるだけの温度上昇はなかったのかもしれません。単純にその日は「水温」が低かっただけで、毎日がそうじゃないのかもしれません。


でもですね。


それはそれでもいいんです。もしかしたら日本の海に浸かっても、実際は「冷たく」感じたかもしれない。でもその記憶がかなり薄れてきている。もう海に入ったのは何年前だろう・・・。思い出せないくらいです。


もしかしたらその時も「冷たさ」を感じていたかもしれないし、「ぬるいなぁ」程度に思っていたのかもしれない。


今まで気にも止めてすらいなかった感情、アドリア海が思い出させてくれました。


まぁ思い出させてくれただけでなく、思い出ももらったんですけどね。


わたしは現地人でもなければ、そこに永住しているわけでもありませんが、こういう、海と歴史に囲まれた街に住んだら、素敵だなぁと思えるかもしれません。もちろん、住んでみて逆に「これはちょっと」と思うところもあるかもしれませんが。


そういう負の部分は見えない。見えないように眼鏡をかけているだけかもしれませんが、ね。


とにかく、夏は暑いから、海の水までヌルいと思い込んでいた自分に、アドリア海の水の冷たさに喝を入れられたような気がしました。


さぁ、またビーチでビールでも飲みますか!


それでは、また。


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