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実際に現地に足を運んで実態を実感したい

ネットの普及のおかげで、わたし達は今の地に居ながらにして、世界のことがわかるようになりました。科学の進歩というのは本当に凄まじいものですね。子供の頃に思い描いていた、空想のものが少しずつ、現実になりつつあります。


それはそれでいいと思います。


ネットを介して繋がることで、今まで知り得なかったことが、すぐにわかる。調べれば、情報はいくらでも得ることができる。これってすごく、便利だし、活用できれば、まさに家に居ながらにして、世界のことがわかるようになる。


素晴らしいことです。


これ自体、決して否定されるものでもないし、わたしもこれを否定するつもりは毛頭ありません。もはや、ネット空間というのは生活の一部にすらなっているような感じがありますからねw


でもですね。


今の技術の限界は、情報や知識を得て、想像することはできても、まだまだ実感するところまでは行けてないと思います。実感するには、やはり、その地に赴いて、目で見て、聞いて、触れて、みる必要がまだまだあります。


想像では計り知れないところがまだまだあります。情報だけ得られても、細部はわからないことがある。


想像って、結局はこれまでの人生で経験してきたことがベースにあるんで、想像を超えるってなかなか難しい。想像から実感に変えるということは、さらにまた1段階、ハードルがあがります。


想像はできても、実感はできません。


ここがまだまだ、技術の進歩が必要なところで、まだまだ、人間の感性に頼らざるを得ないところがあります。


どんなにテレビの画面に美味しい料理の情報が出ていたとしても、わたしたちにはまだ、それを「実感として」味わうことが出来ません。その情報をもとに、その現地に行って、実際に食してみないことには、本当のところはわからない。


実感を得るためには、情報を元にして、現地に赴いて体験する必要があります。


テレビを見ていたら、そこに映っている美味しい食べ物が画面から飛び出てきて、目の前にデリバリーされる。そうなれば、実感できるかもしれません。


だけどまだまだ、そういうことは出来ないようです。


情報に価値がある」という言葉を耳にすることがあると思うんですけど、情報を得ることは、実感を得ることにつながる。つまり、情報が実感へのファーストステップになるわけです。


巷に溢れている情報だけだと、実感を得ることは出来ません。


まあ、情報を得るだけで満足を感じる人も世の中にはいるかもしれません。わたしはどちらかというと、情報よりも実感とか体験、経験の方を重視するので、情報だけでは満足できません。


実感しないと、現実に起こっていることもわからないし、実態もわからない。美辞麗句を並べ立てられて、素敵なところだと思っていたところが、実際に行ってみる、体験してみると、実は中身がスッカラカンで、ハリボテだったということもある。


逆に、前評判が悪かったのに、来てみたら意外とよかった。なんていうことも然り。情報というのは、目安にはなるけど、それは「誰かの評価」だから、本当にそれが正しいのかどうかは、やっぱり行ってみないとわからない。


実感 〜 わたし達は実感を得るために、生きているのかもしれませんね。ミニマリズムだって、「ものが少ないことを実感したい」が為に取り組んでいる行為かもしれません。


ミニマリストという情報をインプットしただけでは、モノは減らないし、部屋も片付きません。実践してみて、モノが減ってくると、実感できることです。


もう少し、色々なことに対して「実感すること」に拘っていきたいですよね。


それでは、また。


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