人生のツケというやつは最も自分にとって苦しいときに必ず回ってくるらしい
「ツケ」で飯を食うとか、酒を飲むというのは、昔は日本全国どこでも行われていたと聞いていますけど、今はどうなんでしょうか。「ツケ」払いで飲み食いしているよ!っていう人は、かなり少ないんじゃないでしょうか。
そういう「ツケ」でやりとりできるというのは、よっぽど信頼関係が成り立っていないと、できませんよね。特に、酒食を提供している側にとっては、代金をいただかないと、タダ飯食わせてることになるので、回収したいはず。
代金をもらう側は「ツケ」でいいと思える懐の深さも必要ですが、「ツケ」を払う方も、必ずお金を払うという信用がないと成り立ちませんよね。
「ツケが回ってくる」というのは、「代金」つまり自分が過去にやらかしたことが、あとで自分に返ってくるということと認識していますが、なにも全てが「ツケ」=「代金」というわけでもないんです。
例えツケが回ってきたとしても、ツケを払う余裕があれば、必要最低限「あ〜はいはい、払います、払います」って、きちんと払えばそれでおしまいです。
まぁ、ちょっとどうなのよ?大丈夫かって思われるかも知れませんが、一応、きちんと代金を払ったのなら、そこまで追求されることもありませんし、疑われることもありません。
でもですね。
ツケが回ってくる段階で、信用を失っていると、取り立ては苛烈だし、さらに信用を失ってしまうのは想像できると思います。それが悪化するともはや、誰からも信用されなくなります。
信用がない状態で何か問題が起きると、誰も助けてくれない。
誰も助けてくれないとなると、問題が大きくなり、自分ではもうどうしようもないくらいに増長してしまうことも。そうなるとどうしたらいいんでしょうか。
人生にツケを残すのはよくないと思いますけど、そういう「ツケ」を持っていると、タイトルにもあるように、そういうツケが、自分にとって一番苦しい時にやってくるというのはどうでしょう。法則発動ですね。
自分が苦しんでる時、大変なときにかぎって、過去のツケが回ってくるようなことがあります。実際にはどうでしょうか。
ダブルパンチ、踏んだり蹴ったり、こういう言葉があること自体、法則が発動していて、ツケが回ってきているということを示しているんじゃないか。そう思えてなりません。
例えば、体調が悪いときに、放っておいた何かが「壊れる」ことがあったり、なかったり。
運が悪いと言えばそれまでですが、体調が悪くなる前に、メンテナンスをやっておけば、ツケが回ってくることもなかったかも知れませんよね。
まぁ、この例は軽めの「ツケ」ですが、もっと大きな「ツケ」がやってくることだってありますよね。そういうのがくると、もうどうしていいかわからなくなる。そういう意味では、「ツケ」を残しておくのは、やっぱりやめておいた方が良いかも知れません。
何も「お金の支払い」だけが「ツケ」っていうわけではないですよね。人間関係だったり、仕事だったり、もろもろありますよね。そういうツケ、仕方ない場合もありますけど、なるべく「ツケ」は残しておかないようにしたい。
ツケがなければ、人生で一番苦しいときに、その苦しさだけなんとかすればよくなりますからね。リスクはミニマムにしたいと思うのはそうだと思います。
あなたの「ツケ」、払い終わってますか。
それでは、また。