ひとり海外で暮らすと、より一層ミニマムライフが味わえる
コンパクトに暮らす、モノを少なくして暮らす。人付き合いも必要最低限。ミニマルライフをやっていくと、このような感じになります。
さてある程度のところまでやると、やっぱり限界を感じます。
限界を突破するにはどうするか?人里離れた山の中に暮らすのも一つの方法としてはありますけど、よりミニマムを感じたいなら「ひとりで海外生活してみる」のをお勧めします。
ひとり暮らしで「孤独」を感じるのはわかりますけど、日本国内に住んでいたら、言語も通じるし、文化もわかる。だから、人付き合いが極端に少なくても、心にどこか余裕を持って安心して生活できます。
ところが、海外生活になると、その「余裕」や「安心感」もミニマムになります。知り合いすらいないし、言語も違う、文化も違う。「アウェー」感満載。
日本語の通じる人がいれば、安心感は違いますけど、それでも通常は街を歩けば、ほとんどの人は現地人。現地人に道を聞かれても答えられない自分がいます(どうして、明らかに「外国人」とわかる、わたしに道を聞いてくるのか、わかりませんけど)。
やり方、方法は、基本に忠実にモノを少なくすれば、部屋の中の見た目は「ミニマム」になります。そこまでは、日本でもどこにいても変わらないでしょう。
だけど、いざ何かことが起こったときに、大丈夫か?と考えたら、日本にいるときと、安心感、余裕は雲泥の差があります。
緊張し過ぎているわけではありませんが、緊張感は出ますよね。
まぁ、なんのためにモノを減らして暮らしているのか?を考えたら「余裕を得たいから、穏やかな生活をしたいから」っていうところに目標を置いて暮らしていこうとするなら、ちょっとズレてしまうかも知れません。
ただ、多少の緊張感を持って、ミニマムに暮らす、暮らしてみたいと思ったら、外国でひとり、ミニマリストがミニマルライフを送るというのも、一つ経験しておくのも良いかも知れませんね。
中々、チャンスが来るわけじゃありません。
なまじ言葉がわからない、文化が合わないから、諦めもつく。そして余計なノイズは入ってこない。そういう環境を望むなら、外国に住むのもアリ。
母国でミニマムライフを送るのも良いけど、言葉や習慣が理解できてしまうから、そういうのに煩わされることは、ある。
どっちを取るかは、その人の考え方、環境、これまで過ごしてきた境遇で、変わってくると思いますけど、どちらも経験してみて「わたしには、こっちが合うな」というのが、発見できるといいですよね。
わたしもまだ志半ば。
ミニマムライフに過集中することができる環境が手に入り、経験できたのは大きな収穫です。それが本当に自分にとっていいのか?はまだまだ結論は出ませんが、何年後かに振り返ったときに、答えが出ていればいいなあとは思います。
それでは、また。