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【海外生活】ミスを憎んで人を憎まず

海外に出てしばらく仕事してますけど、うまくいかないこと、ミスすることはよくあります。まぁ、日本にいたからと言って、ミスをしない、間違わないと言うことはゼロではなかった三流サラリーマンです(泣)


それでも極力ミスはしないように、心がけているんですが、なかなかうまく行かないいこともあります。


慣れない土地で、慣れない文化の中で、慣れない仕事をする。そりゃ、慣れるまではミスもするし、間違いも多い。


そんな時「絶望感」を味わいますけど、そうは言っていても仕方ない。気持ちを切り替えて、コトに当たるしかありません。


よく言われることだと思いますが、海外ではミスをしても、ミスについての指摘はしますけど、ミスをした人に対して追求すると言うことはしない傾向があるように思います。


これは、わたしも実感としてあります。


ミスをした際のリカバリーは、みんなでやるし、いつまでも「そいつが悪い」とか批判したりはしない。犯人探しもあんまりしない。


起こってしまったことをグチグチいつまでも言っていてもいいアイデアなんて生まれないから、次、行ってみようよ。どこかにそんな風潮があるように感じます。


これ、日本とは違うところではないかと。


例え、誰かとミスについて言い合いになったとしても、その議論はその時まで。会議が終わったら普通に、プライベートな話題に戻れるのは、この国の人たちの凄いところです。


日本だったらもしそんなコトを言われたら、もう顔も見たくもないし、話なんて絶対にしたくない!表面上は取り繕っていても、内心では「・・・」と思っていることも。まぁ、そう言うのは態度に出てしまうので、相手にも伝わってしまいますけどね。


ところが、こちらでは仮面を被っているのか、取り繕うのが上手いのかは知らないのですけど、ミスはミス、それ以上の追求はしない、そう感じるんですよね。


だからお互いに、ミスを引きづらない。


ミスはミスとして事実が残るし、ミスは憎むかもしれませんけど、ミスした人を憎む、憎み続けることはない、少ないと思います。


少なくとも、わたしが知る限り、ミスして現地の人たちに憎まれた記憶はないです。こういうスタンスを取ってくれると、挽回しよう、次はミスしないようにしようって、気合も入りますよね。


日本の人と話していると、ツライこともあります。


ミスを憎んで人を憎まず。


このスタンスをどこにいても、みんながそう思って相手を慮って行動してくれると、少し心が豊かになると思うんですよね。どうなんだろう、批判をするだけでは、成長しませんし、やる気もなくなっちゃいます。


たとえミスがあろうとも、前向きに取り組める環境を整えたいですよね。


それでは、また。


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