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モノを所有することはコストである
モノを買った瞬間、お金のことを忘れるのは人間のサガです。買う前に「いくら払うのか?」は一生懸命考えるのに、買った後のコスト、つまり維持費や、それを管理するコストのこと、しっかり考えていますか?
例えば、大きな買い物として「家」や「自動車」があります。
●千万円とか、○百万円とか、表示価格に目がいって、日常的に触れている額とは思いっきり乖離しているから(中には大金持ちがいて、あんまり乖離のない人もいるようですが、わたしは庶民ですから)、頑張って値切ったり、ローンを組むにしても金利をできるだけ小さくする法に奔走します。
まぁ、それも大事なことです。
だけど、意外と「買った後の維持管理費」については、あんまりじっくり考えているでしょうか?いや、ちゃんと出来ている人なら、問題ないんですけど、「とりあえず、買っちゃえ〜。後でなんとかなるだろ〜」っていう人も多い。
思い切りが大事なところもありますけど、その後にかかる「コスト」を考えていないと、その後の生活がカツカツになってしまう、なんていうことも少なくありません。
家を全額フルローンで購入して、月々の支払いがキツい。さらに子供の教育費や、家の維持管理にお金がかかって、家計は火の車、なんていうご家庭の話、枚挙にいとまがありません。
モノを所有するということはコストなんですよね。
家のように何も高い買い物だけが「コスト」ではないんです。それは、日用品であったり、趣味嗜好品であったり、とにかくありとあらゆるモノはコストである、ということです。
部屋の中にあるモノ、一見コストがかかっているようには見えないかもしれませんけど、見方によってはコストです。よく言われることですが、「モノを置くために、家賃を支払っている。」
そうなんです。
モノがあるばっかりに、それを置くスペースが必要になる。そのために、広い空間を借りなければならない。家を買うにしても、それを置くスペースを確保する必要がある。つまり、コストがかかるわけです。
目に見えないコストがかかっているんですね。だけど、日常生活を送っている我々の目には、なかなかそれが実感できない。
大事なものは、目に見えないのです。
まぁ、そうは言っても「全部コストだから、切り詰める!」っていうわけにもいかないから、わたしたちがやれることといったら、「必要なモノ以外は、買わない、持たない」を心がけるしかないと思うんですよね。
あるいは、持つコストを吸収できるだけの稼ぎを得るか、どちらかです。
あなたなら、どちらを選びますか?わたしは、稼ぎが良くないので、前者を選ばざるを得ないのですけど、どうでしょうか。
お金の使い方、やっぱり生涯をかけて学んでいく必要がありそうです。
それでは、また。
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