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失恋したらモノは減る。そして強くなる。

失恋とともに失うパートナー。失恋とともに何かがガラガラと音を立てて崩れ去る。このときの喪失感といったらハンパではありません。そういう経験、ありませんか。まぁ、なくて順風満帆な人生の方が、良い気もしますけど。


皮肉っているわけではありませんw


泣きたくなるほどの喪失感と言いますか、まぁ、一気に孤独に戻るということもあるからか、その、「明日からどうしよう?」感が凄すぎますよね。


これまでの思い出がいっぱいだし、なんか損したような気分になるし、人生「終わったな」っていう気分にもなるし、そんなことグルグル考える自分も嫌になるし、一言で言えば「最悪!」って。


さらに哀愁を誘うのが、パートナーとの思い出の品の数々。


あの人のとの思い出のもの。ひとり抜けた、ひとりぼっちになった部屋の中には、思い出のそういうモノが溢れていたりする。そのままにしておくこともできるけど、なんとなく、そのままにしておくのは嫌。


思い出したくないのに、思い出すきっかけになってしまうモノ。


モノには何も宿ってはいないのですが、わたし達はどうしても「何かが残っている」と思い込んでしまっているところがあります。「あの人が使った何か」まぁ、怨念といったら少し語弊がありますけど、わたしたちは「何か」を感じてしまいます。


割り切って「ものはモノ」って考えられるなら、結構すごいと思うんですけど、残念ながら、わたしもそれらのモノに対して「パートナーの何か」を感じてしまう。別に霊感があるわけじゃないんですけどね。


そういうモノ、いつまでも持っておきたいと思うでしょうか。


やっぱり「手放したい」と思いますね。わたしもそうでしたが、もう何もかもを捨ててしまいたい。手放して、楽になりたい、って。ちょっと大袈裟かもしれませんけど、手放すことで「辛かったことを忘れてしまいたかった」のかもしれません。


その思いを逆手に取ると、今まで溢れていたモノが減ります。かなり減ります。


そういう思いを断ち切るためには、とにかく関わりのあったモノをどんどん捨てていく、手放していく以外にありません。それをガンガン実行していくと、結構、色々あるんですよね。


人によっては、失恋を機会に、パートナーのものを手放したら「部屋のモノの半分以上が減った」なんていうこともあったり、なかったり。


ほら、「失恋したらモノが減る法則」の発動です。


そして、その別れを経験すると人は強くなります。もちろん経験をしたことで、一皮剥けるというかんじですよね。それと同時にモノを手放したことで、またひとつ強くなるわけです。


そうなると、約2倍、精神的に強くなるわけです。


次はもう負けない!そんな気になりませんか。ならないですか、そうですか。でもこの経験が、失恋の経験が、モノを手放した経験が、きっと次の経験に生かされるんだろうなぁ、って思いますけどね。


失恋をたくさん経験すると、モノはどんどん減っていく。心が満たされると、モノが増えていく。逆も真なり、な気がします。


どっちが幸せなんでしょうね。人生まだまだわからないことだらけですw


それでは、また。


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