なぜ、引っ越しが大変なのか?
引っ越しとなると一代イベントになりますよね。今住んでいるところから、別の場所に拠点を移す。それが100メートル先の家であっても、引っ越しとなると大ごとになります。
なんでそうなってしまうんでしょう?
もうお分かりだと思いますけど「引っ越しするための労力が大きすぎる」ということです。
引っ越しをするためには、手続き諸々やらなきゃいけないし、そして何より「今の部屋にあるモノを、次の部屋に移すのに手間がかかる」というところが、ネックになりますよね。
家具や家電製品にはじまって、生活品、日常品の細かなモノまで、一度、ダンボールやら、何やらに詰め込んで、梱包して、それを次の拠点にうつす。
やることといったらこれだけなんですが、これだけでも超重労働。
詰めるだけだったらそこまで、過酷ではないかもしれませんが、そういうときに「必要ないモノ」「必要なモノ」取捨選択を始めてしまうので、手間も時間もかかるんですよね。これは仕方ない。
テスト前の勉強が必要なのはわかっているのに、まずは机の上のモノを片付けることから始めて、結果、机はキレイになったんだけど、キレイになった机の上に満足して、それで勉強をした気になって、キレイになった部屋で漫画を読み始めたりみたいな感じでしょうか・・。経験ありませんか?
モノを次の拠点に移せたとしても、しばらくはまだ新しい生活に落ち着かず、ストレスフルになってしまいます。この時期、体調も崩しやすいと聞いたりもしますので、要注意です。
また、引っ越しというのは、そうそう頻繁に起こるイベントではありませんよね。転勤が多い人であれば、何十回も引っ越したというのもありますけど、1度も引っ越ししたことない人もいるし、数回しかない人もいます。
つまり「引っ越しに慣れていない状態で、次の引っ越しを迎えるので、次もやっぱり引っ越しに慣れてない」んですよね。
「定住」した方が安定、安心するのは理解しています。定住して仕舞えば、引っ越しすることもないし、しなくてもいい重労働をしなくても良くなりますからね。
でもですね。
ライフスタイルが変わることはよくあること。地元から出たことないと言いながら、何か環境が変わることもあるかもしれません。そうなると未来永劫、その土地に居続けられるのは、かなり奇跡なのかもしれませんよね。
引っ越しに慣れる慣れないはあるんですけど、引っ越しの時にかかる重労働を避けようと思ったら、日頃からモノを増やさない生活を心がけるのみです。
よく「トランクひとつで、引っ越しできるくらいの荷物でくらす」という格言がありますけど、それは半ば本当で。じゃぁ、「明日引っ越しね!」「OK!」って言えるくらいのレベルであれば、重労働にはなりませんね。
目指すところは、そこかな。それくらいのレベルでモノを少なくして日頃から生活しておけば、引っ越しで慌てることもないです。
荷物運ぶって、面倒ですし、業者に頼むっていっても、それもお金もかかるから、しんどいですよね。根底には「面倒くささを減らす」っていうのがあります。
それでは、また。