水泳とメンタル
水泳はメンタルにも、身体にも良い影響を与えてくれるエクササイズと言われています。水の中に入る、浮くだけでも効果があるため運動習慣がない人にもおすすめです。
水泳はメンタルの課題にも有効
水泳は、運動として身体を鍛えられるだけでなく、リラックス効果も期待されています。
このような感覚を感じたことはありませんか?
・プールの水につかった時、ひんやりとした感覚
・水に身体を浮かせた時のふわふわとした感覚
これらの感覚は脳に刺激を与え、幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」が分泌されます。セロトニンが分泌されると、「筋肉を緩める」「気持ちが安定する」などの効果が得られます。
身体をぷかぷかとプールに浮かせるだけでも、力が抜けてリラックスした状態になるので、疲れている方にプールは大変おすすめです。
ちなみに、水の中でリラックスができるのは、母親の胎内にいた時の記憶が関係しているとも言われています。
また、水泳がメンタルヘルス課題への改善策として有効であるというデータも様々出ています。
例えば、運動習慣がない人でも、週3回身体を動かす事ができれば、うつ病のリスクが30%減少すると証明されています。
その中でも、泳ぐ習慣をつけるとメンタル向上に大きな効果があることが分かっています。
ある実験では、成人140万人が水泳によって不安感とうつ症状の軽減に成功しています。
水泳がメンタルに良い影響を与える理由は以下が考えられます。
①ストレスの緩和に効果的なセロトニンが多く分泌されるため。
②有酸素運動の一つである水泳は、お腹、胸にかかる水圧の負荷に応じるように、肺周辺の呼吸筋を強化することができ、深い呼吸をすることができるようになるため。深い呼吸をすることは、リラックス効果をより一層高めることができるといわれています。
水泳は全身を鍛えられる
運動習慣のない人にもおすすめの水泳ですが、水圧で自然と身体に負荷をかけてくれるため、全身をまんべんなく鍛える事ができます。泳ぎ方別に、どのように鍛えられるか見ていきましょう。
◇クロール
上半身の8割、下半身の2割の筋肉を使うため、全身の筋力アップに効果的です。
使う筋肉:広背筋、肩関節周辺、体幹、臀部(お尻)、大腿四頭筋
◇背泳ぎ
身体を水の抵抗をできるだけ軽減した姿勢で泳ぐため、腹部のインナーマッスルを鍛える効果があります。
使う筋肉:広背筋・僧帽筋・上腕三頭筋
◇平泳ぎ
水の抵抗に逆らって進む推進力を作るキック動作で、お尻や脚を鍛えることができます。
使う筋肉:股関節・お尻・足の内側
◇バタフライ
ストロークでは肩~背中、キックでは、股関節部分の筋肉を鍛えることができます。
使う筋肉:僧帽筋・三角筋・広背筋・腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)
プール施設紹介
今やほとんどのジムに付属しているプールですが、他にも公営のもの、おしゃれなジムプールなど様々なものがあるので、ぜひお気に入りの場所で泳いでリラックス&トレーニングしてみてください!
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