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自分メンテナンス3: 健康も美容も腸がカギ? ④

① では、腸の構造や役割、身体全体との関わりなどについてのお話でした。

今回は、そんな腸と向き合うにあたり、優先順位や流れ、判断方法についてです。

栄養吸収や腸内環境を整えるには、いく通りもの方法があります
正直言うと、何が正解や不正解はありません
多分、どの分野の治療法やセラピーにしても、同じことが言えると思いますが…。
それぞれの人により、年齢、性別、国、生活環境、状況、経済的なこと、食生活、遺伝的なもの、今抱えていらっしゃるかもしれない症状が異なるからです。
そんな中で、ご自身に1番可能性が近いであろうことに向き合う、試してみることから始まります

その流れとして、優先順位順にして欲しい順に書いていきます。

1.西洋医学的な見解:検査、病気の有無の診断 

まずは、病名、緊急を要するのか、他の病気は無いか、西洋医学的な治療法は何か等を知る必要があると思います。
ことと次第によっては、早く治療する必要性があるからです。  

また、ピント外れな対応で、かえって症状が悪くなる方もいます。
もし、「病院なんて要らない。」と仰るセラピスト、治療家さんがいらしたら、私は、あまり頼りたくないと思ってしまいます。

西洋医学的な治療や検査は、Dr.のみが対応できます。
看護師や技師さんは、医師の指示が無いと、動けません。
それらは、大まかに以下になります。

・必要な西洋医学的な検査(問診、血液、内視鏡、エコー、CTなど)を行う。
対処療法 (便秘、腹部膨満感、下痢などの症状により、Dr.の指示により処方された薬を内服。必要時は、切除手術となることもある。)
栄養が吸収できない時は、点滴、栄養ドリンクを処方。         

腸内環境=健康を重視していないことが多かったのですが、近年は統合医療をされるDr.もいらっしゃり、ご理解が増えてきています。そんなDr.がサポートして下さったら、心強いですね。
アメリカでは、良質な腸内細菌が多く含まれた便を移植する治療法もあるそうです。

2.統合医療的な見解:医療保険適用では無い

統合医療を重視されるDr.以外にも、専門のセラピスト自己にて学ばれる方もいます。

こちらは、相談される場所や学ばれる資料により、色々なご意見があると思うので、ご自身に必要と思われたことをご自身が選ぶという、自己責任で行うという意志を持たれて試される方が良いと思います。
必要な西洋医学的検査分子医学的検査(体内重金属測定検査,遅延型フードアレルギー検査,有機酸尿検査など)を行う。統合医療クリニックやインターネットサイトにてもできます。
対処療法(薬やサプリ): 症状によりDr.の指示により処方されたものを内服。
補完療法、カウンセリング、食事療法などとも連携をとる。
腸内環境を整える順序は、段階を見ながら調節、働きかける方が、心身に無理のない過程になる。
①薬、サプリ等で腸内バランスを整え、ダメージの修復(常)

②①と平行にカンジダ菌の排除

③脂肪や細胞周囲の活性酸素の原因(有害重金属)を排除

④細胞核内の有害重金属などを排除


①、生活習慣、食生活を見直すことで、かなり変化がある。
②、重症時は、漢方、サプリメント、機能性食品に頼るのも良い。
②、③、④、⑤、⑥は、重度時は、専門家にご相談を。


※ご参考までに…重金属の排出される部位便75%、尿20%、汗3%、髪の毛と爪1%ずつ

3.東洋医学的、補完療法(セラピー)、生活習慣の改善

Dr.、セラピスト、自己にて、取り組めます。

軽度の腸内環境不良だと、自己判断で様々な東洋医学やセラピーを取り入れることもできる
東洋医学やセラピー、カウンセリングは多種多様。個人個人で合う/合わないがあるから、リスクが少ないもの、気になることから始めてみるのも良い
生活習慣食事内容、咀嚼法、運動、排便リズム作りなど)などを見直す
2~3ヶ月真剣に向き合っても一向に症状が良くならない時、様々な視点で観られるよう、信頼できるDr.やプロに、ご相談を

今回は腸にフォーカスして書いていますが、私が自己メンテナンスをする前は、大体、こんな感じの順序や判断を基準にしています。

具体的な自分メンテナンスのケア方法は、その時々で違うのですが、今後、少しでも参考になる様に、色々なセラピーについてのお話も書いていきたいと思います。

次回は、最後に、最近コロナ状況下でよく聞かれるようになった、ファスティング(断食)、ストレスと腸との関係性や見解をお伝えしたいと思います。


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