2024.12.29 『「40歳の壁」を越える人生戦略』(尾石晴)を読んで自分の"壁"を考えた
12月20日発売で、今日読み終わったこの本は、アラフォー女性に強く勧めたいと思いました。できれば35歳くらいの時に読むのがいいかもしれない。私はオーバー40の年齢ですが、「わかる!それそれ!」が多すぎました😂
人生100年時代、ということを考えると、いまアラフォー世代の私たちの職業人生はたぶん80歳くらいまで、となりそうですよね。現行、多くの会社の定年は65歳くらいで設定されている。人生を豊かにするためには、健康寿命、金銭面、やりがい、社会貢献など色々なことを叶えるためには働き続けている方がいい、という晴さんにものすごく同意します。ただ、会社員のままいるといつか定年退職に迫られるときがくる。それから次のキャリアを探すのでは、遅い、というのが1つのメッセージだと私は受け取りました。(それは必ずしも会社員として、ということではありません)
産育休を経て、色々大変で仕事を辞めてしまう人が多い中、私は育休中に「暇だ。刺激が足りない」と感じ、「早く仕事復帰したい」とさえ思い、専業主婦になろう、とは考えたことがありません。ただ、留学エージェント歴18年になった時、「このまま1つの職業(会社)でキャリアを積んでいたいのか?」「キャリアチェンジするなら40歳頃の今がラストチャンスではないか?」と悩み、考え、結果的に19年勤務した会社を離れて現在の研修・コンサルティング会社に転職しました。本を読んで思ったのはまさしくこれが私の「40歳の壁」でした。留学エージェントでの仕事は楽しく充実しておりやりがいもありました。が、今後このままだとベテランになってきた自分の世界の広がりがあまり見込めないなと、感じていたのです。
そんなに長く勤めて、業界内で知見を深めているのがわかっている中辞めるのもったいなくない?と、周りからは結構言われました。でも、チャレンジしてみたかったんですよね。それはまさしく、本の表紙に書いてある「わたしの正解」を選んだ、ということになるかと思います。
この本は、とても実践的な内容になっています。前半は、壁とは?のお話が中心になっていますが、後半は、どう準備をしていけばいいか、どう実践するのがいいか、提案がたくさんあり、机上ではなく実際に動き出すことが出来そうなことの具体例が書かれていて、実践に役立ちます。その分じっくり読んだりして、思っていたより完読するのに時間がかかりました。
ちょうど9月から私も「自分の思考のアウトプットの場」としてこのnoteへの執筆を始めていて、この本に書いてある「まずやってみる」が無意識でやれていました!(マネタイズなどの何のあても今のところありません)
昨年転職をしたのも、自分がそれまでいた場所が居心地がよく、反面で成長が鈍化していることを感じて環境を変えたくて、業界を変える転職をすることにしました。いまは、新しく学ぶことがたくさんあり刺激をもらっていますし、これまでの職場とはずいぶん違う方たちと働いていて気づきも多いです。コンフォートゾーンからストレッチゾーンへ身を置いて、今後も成長していきたいなと改めて本を読んで思いました。
この本で考え方や動き方を学び、9月に出版された尾石晴さんの『からまる毎日のほぐし方』で晴さんの実例や想いをセットで読むと、よりイメージが湧きやすいのではと思います。こちらの本への私の所感のリンクを貼っておきます。
まずは、この年末年始休暇で『「40歳の壁」を越える人生戦略』についていたワークシートをやってみようかな。