にしだ

大分出身、大阪在住。 岩田高校→立命館大学→会社員 サッカー(主にトリニータ、たまに関西学生リーグ)、犬猫などについて。 8割くらいはサッカー。そんなかんじでゆるりと書いていきます。

にしだ

大分出身、大阪在住。 岩田高校→立命館大学→会社員 サッカー(主にトリニータ、たまに関西学生リーグ)、犬猫などについて。 8割くらいはサッカー。そんなかんじでゆるりと書いていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

たぶん、ありのまま。

note、はじめました。 自己紹介的なやつです。 これまでははてなブログにてサッカー(主に大分トリニータ)の記事を書いてましたが……マッチレビューと総括がメインで自分の事をサッカーを通じてしか書いてませんでした。それはたぶん、心のどこかで「書いてたらなんかよくわからんけど汲み取ってくれるやろ!」くらいなふんわりした気持ちだったから。これまでの人生を振り返ってもだいたいサッカー絡みだったし、サッカーについて書けば自分の人物像が伝わるっしょ!みたいな。 自分はおそらくそんな夢見

    • 大分トリニータU-18 クラ選2024レビュー・選手名鑑

      今日からプリンスリーグ九州の中断が明けて後半戦が始まります。 不甲斐ないトップチームにはなかなかスッキリさせてもらえませんが…フレッシュなユースっ子たちは溌剌としていて、様々な発見があります。 今回はクラブユース選手権の振り返りと、各選手のちょっとした短評を書いてみました。ユース観戦のお供にしていただけると嬉しいなぁ、と思います。 冬の選手権大会に次ぐ、2種年代のでっかい大会。夏のクラブユース選手権。 これまでは群馬県での集中開催でした。昨年は酷暑により大会のグループステー

      • 思い出なんかいらん

        最終節。ほぼ意地だけで帰省した何も掛かっていない試合で持った感想は、やっぱり現地に行ってナンボだな、と。 シーズンが終わってのひとまずの感想は「やっと終わった」となるだろうな、とシーズン終盤は思っていました。でも、42試合目が終わる笛を聞くと、まったく違っていました。 はじめてのアウェイ全通今年は、人生で初めてアウェイの試合を全部現地で観てきました。 学生の時は親と一緒に年パス持ってホーム全通は何年かしていましたが、アウェイは初めて。一生のうちに一度できれば、と画策していま

        • 五里霧中〈大分トリニータ 2023年総括〉

          たった数年で、熱は無くなる。あれほど美しく、力強かった3年前の天皇杯の準決勝と決勝。その頂には届かなかったが、昇格できればまた、より一層たくましくなったトリニータを見ることができる。一度掴みかけた「アジア」や「世界」を夢物語でなく、現実的な目標にするためには何としてでも昇格をしなければ、再び夢へともどって、現実味のない「いけたらいいな」という夢に視座を戻しては、またイチ地方クラブの平平凡凡な「地方の温かさ」というふんわりしたものを売りにした育成型クラブへと成り下がってしまう。

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        たぶん、ありのまま。

          貫け、その道を

          いやぁ、文字を書こう書こうと思っても書き始めないと筆は走らんね、と毎回書きながら思う次第です。反省。 久々の投稿、ということで開幕から最近の試合までの振り返りをしていきます。 大枠としては、 ・そもそもの今季のコンセプトと仕組み ・上手くいったトコロ ・それに対する相手チームの策 みたいな形で追っていきます。 サッカーは文脈として数試合、数か月、数年…と長く追うことで、理解が深まったりしますので、2019年~去年までの総括を添付しておきます。よかったら是非こちらもご覧くだ

          貫け、その道を

          まんじゅうこわい〈J2第2節vs東京V〉

          サッカー怖い。 トリニータ怖い。 開幕からたった2試合ではあるが、早くも完成度の高さを見せて連勝を飾った大分。ここまで順調なシーズンの入り、とっても怖い…! スタメン 共に開幕戦を勝利で飾った両チーム。スタメンは共に1人ずつ変更。 大分は3バックのセンターを安藤智哉から上夷克典へ。 東京Vはバスケスバイロンが先発から外れ、河村慶人が右サイド、阪野豊史が中央に入った。 循環と回収 前半からボールをしっかり保持し、セカンドボールもほとんど回収。 かなり押し込んで、得点がな

          まんじゅうこわい〈J2第2節vs東京V〉

          求心力 〈大分トリニータ 2022年総括〉

          突き抜けられなかった。 いつも小骨が喉の奥に引っかかったようなシーズン。良くも悪くも「でも…」が多く付き纏う。 「1年でのJ1復帰」 この言葉に最後まで疑問符が拭いきれなかった。 あの日から 2020年、冬。 世界が見えて、その未来に現実味を持てないまま溢れていったタイトル。どこか決勝戦がゴールになっていて、素直に「悔しい」と感じられるほど、突き詰められなかった。アジアが見えて、覚悟が足りなかった。「あと少し」がとてもとても遠く離れたところにあった。 自分の贔屓のクラブ

          求心力 〈大分トリニータ 2022年総括〉

          既視感を越えて

          今季、何度見たことだろう。 後半アディショナルタイム。スコアは追いつかれての同点。最後の猛攻。ラスト1プレーあるのだろうか。 よくわからない。 振り返ってみるとラストプレーだった。長沢が前を向いて、スルリとボールがゴールに収まってて。 今季たくさん見たフラストレーションの溜まる試合を全て置いていったようなゲームでした。 あの劇的な甲府戦の勝利から2週間。今度は雨の横浜。 野村が左脚を振りかぶったあの時、確信があった。ガッツポーズ。今季両腕をあげてシュートを迎えたのは後にも

          既視感を越えて

          【大分】vs長崎(H)追い風を呼び込む

          上位対決。九州ダービー。 前回のアウェイでは、2つの誤審と2つのゴラッソ決められての屈辱的な敗戦。何が何でも叩きのめしてPO圏を確固たるものにしたい試合は、狐につままれたかのような手ごたえのなさだった。 1分、5分とトントントーンと点が決まって、大分の準備の良さというより勝手に長崎が崩れていく。 ある種、相対的にパーフェクトになってしまった大分と、後半からの長崎の修正ってどうだったの?という場面を振り返っていきます。 両チームのスタメンとマッチアップはこのような形。 大分

          【大分】vs長崎(H)追い風を呼び込む

          【大分】vs仙台(A)マエストロの左足

          年度末!水曜!仙台! サポーターにとっても条件の厳しいアウェイで会心の勝利。痺れました。 アグレッシブな相手を手玉に取り、連勝。試合を決定づけたのはマエストロの左足でした。 立ち位置とか大分は伊佐、町田から長沢、渡邉に変更。ふるさと納税に定評のある長沢の無慈悲さが期待された。 仙台はFWの中山がケガにより離脱。皆川が先発に入る。あとは大分でプレーした経験のある若狭と福森がCBでコンビを組んだ。 同じ変化、違う高さこの試合で攻撃での可変の方法は共に同じ仕組み。違うのはどこ

          【大分】vs仙台(A)マエストロの左足

          【大分】vsC大阪(A)渇きを力に

          現地で見て「しんど~」って思ってなかなか振り返れずにいるとあっという間に試合がビュンビュン来てなんのこっちゃ…ってなる前に。 苦しい試合ほど、チームの現状がよく見えると思います。この日もそんな試合でした。 立ち位置大分は今季初めて3バックを採用。そしてはじめて中川をボランチで起用した。 C大阪は清水、為田の元大分組がスタメン。ルヴァン杯でもJ2選抜みのあるメンツに17歳の新星、北野颯太もいる。エグい。 根幹は残すこの日のトピックスはやはり今季初の3バックでしょう。試合後

          【大分】vsC大阪(A)渇きを力に

          【大分】vs琉球(H) 華やぐ影武者

          今季初勝利。よかった。 まずはホッとするとともに、ようやく下平監督の理想と現実の擦り合わせに目途が立ったのかな、と感じました。 立ち位置のハナシ大分は香川、伊東と左右のSBが揃って初スタメン。俺たち伊佐もスタメンに。そして今季初めて三竿が4バックの左CBで出場をした。 対する琉球はFC東京から期限付きで加入した大森、大卒ルーキーの武沢に池田、草野などクセモノ感の強いスタメン。ベンチに金井、中野、阿部、上原なんかもいやらしい。 タクトは5つこの日はなんと4点も取っての大勝。

          【大分】vs琉球(H) 華やぐ影武者

          【大分】vs山口(H)曇天、のち…

          曇天。そんな時、ドームは瞳を閉じてちょっとだけ世間を忘れさせてくれます。ちょっとだけだけど。外の世界はわからない。わからないほど、のめりこませてくれる場所だから。 試合が終わっての天気はこれからのハナシ… 立ち位置とか大分は鹿島戦に続いてアンカーを置いた4-1-2-3から4バック+Wボランチを採用。長沢と中川を明確に縦関係にして4-2-3-1でスタート。 山口は4-1-2-3。今季はまだ試合を見れていないが、この日会った山口サポの友人に「沼田と橋本がいいぞ」と言われた。フラ

          【大分】vs山口(H)曇天、のち…

          【大分】vs鹿島(H)スペクタクルはこの手の中に

          鹿島相手に3-3。まぁドンパチやりましたしやられました。 いつもと違うカタチ、違う選手でどんなサッカーをするのかな~と見ていたら、完成度の高さとそのシステマチックさに「すげ~」ってなりましたのでそこら辺を書いていきます。 立ち位置大分は呉屋以外の10人を変更。坂が復帰。 そして予想フォーメーションは4-4-2。なんとなーく伊佐をインテリオールとして中川みたいに爆走させるかと思ったらちゃんと呉屋と並べた。 貫禄ある西川も弓場、屋敷もスタメン。ルヴァンで早くも頭角を現してきてオ

          【大分】vs鹿島(H)スペクタクルはこの手の中に

          【大分】vs長崎(A)「それでも」のトコロ

          しんどい負け。数字を見るとより「4」のデカさに面食らう。 その4失点は2つのゴラッソと2つの誤審と思ってるので、まぁ数字ほど深刻に捉えなくてもいいのかもしれません。だがしかし、ダービー。どんな理由があったとしても勝ち以外はナシ。 スタメン大分は6人の変更。前線3枚を総とっかえしてインテリオールに中川、アンカーに小林裕、脳震盪で途中退場した坂→羽田。結構メンツを変えたけどそんなに違和感はなかった。 長崎は左サイドを加藤聖→澤田に変更のみ。 開幕にやってたアンカー潰しのための加

          【大分】vs長崎(A)「それでも」のトコロ

          【大分】vs水戸(H)「遺産」と「亡霊」 基準と水準

          アグレッシブさこそあれど、肝心なところで消極的。実にフラストレーションの溜まる試合であった。 基準は高い。器は大きい。しかし、その器に見合った水がまだ入ってないね、水準が足りないね、って試合。 立ち位置とか大分の変更は右サイドを小出→野嶽のみ。 一方の水戸は週末から11人全員を変更という大胆っぷり。 昨年もよく試合に絡んでたタビナスに広島から期限付きで加入したゲームを読める土肥、明治大卒の杉浦に唐山、梅田の2トップ。ベンチにも興味を引く選手がいっぱいいた。 ざっくりした試

          【大分】vs水戸(H)「遺産」と「亡霊」 基準と水準