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可動域だけを指標にすると、治療は失敗する

毎週日曜日は【セラピストに送る言葉】を配信しています。

自分も含め、改めて考えることで「治療に役立つ気づき」になればと思っています。

立場やレベルにより、一言に含まれる【意味】は変わってくるとは思いますが、きっとどの先生にも役立つ言葉になると思います。


可動域の改善=見た目の改善

<今週の気付き>
ROMで左右差がなかったとしても、機能的に左右差がないとは限らない

治療する上で、可動域を指標の1つにする先生は多くいらっしゃると思います。

しかし、それだけを目安にすると大きな勘違いをしてしまい、結果

「後少し残っているんです」
「動くようになったけど、痛みは取れていない」

ということを、患者さんに言われてしまいます。

特に他関節で形成された、部位については、注意が必要です。

たとえば、頚部回旋のROMを指標にしていた場合、下部頚椎だけが動いて、上部が動いていないケースを想定していますか?

それではまた

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