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マイクロサービスを学ぶためにおすすめの本/書籍7選
今回はマイクロサービスに関するおすすめの本/書籍を7冊紹介していきます。
マイクロサービスとは
マイクロサービスとは大規模なアプリケーションを複数の小さな独立したサービスに分割して構築するソフトウェアアーキテクチャの一つです。
それぞれのサービスは特定のビジネス機能を担当し、独立して開発、デプロイ、スケーリングが可能です。この分散されたアプローチにより、柔軟性、拡張性、メンテナンス性が向上します。
マイクロサービスの案件を探すならクラウドワークス テック
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マイクロサービスを学ぶためにおすすめの本/書籍7選
絵で見てわかるマイクロサービスの仕組み
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絵で見てわかるマイクロサービスの仕組みはマイクロサービスアーキテクチャの基本的な概念や設計思想を、視覚的に理解できるように工夫された入門書です。複雑な技術的概念を図やイラストを使って解説することで、初心者でもわかりやすくマイクロサービスの仕組みを学ぶことができます。特に、システム設計においてマイクロサービスの採用を検討している人や、技術の全体像をつかみたい読者に向いています。
マイクロサービスとは何か、従来のモノリシックアーキテクチャとの違い、メリットとデメリットについて、図解を用いて丁寧に解説しています。
マイクロサービスをどのように設計すべきか、その具体的な方法やサービスの分割方法、APIの設計に関するベストプラクティスが紹介されています。特に、サービス間の通信やデータのやり取りに関する部分が、視覚的に説明されている点がわかりやすいです。
マイクロサービスを始めて勉強するために購入しました。
会社の上司から「まずこれ」と勧められました。とはいえ新しいワードと概念がなかなか頭には入ってきませんが、まず初めの一歩としては取り掛かりやすい本です
実践マイクロサービスAPI
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実践マイクロサービスAPIはマイクロサービスアーキテクチャの構築において、API設計と開発に焦点を当てた実践的なガイドです。特に、RESTful APIやGraphQL、gRPCなど、現代のマイクロサービスに必要な通信プロトコルや技術スタックを具体的に学べる一冊として評価されています。この本は、マイクロサービスを導入する際に直面する課題や、APIの設計・運用に関するベストプラクティスを学ぶのに役立ちます。
RESTful APIやGraphQL、gRPCを活用したAPI設計の基本的なアプローチと、それぞれの技術の特性や使用するシチュエーションについて詳しく説明しています。APIのエンドポイント設計、データフォーマット、バージョニングなど、実践的な設計手法が学べます。
マイクロサービス間の通信を効率的に行うためのAPIゲートウェイの導入と活用方法、サービスディスカバリの仕組み、負荷分散の技術についての解説があります。APIゲートウェイの選定ポイントや、運用上の考慮点もカバーされています。
この本では、CoffeeMeshという架空のサービスを題材にして、そのプラットフォームの構築を進める形で解説がされています。
前段のマイクロサービスの話よりはその後に続くAPIの構築の話がページの多くを占めている本ですが、読みやすい本で解説も分かりやすいので、今まで(Web)APIの文字が書名に入った本を読んでも今一ピンと来なかった自分も、この本を読んでようやく分かった気になれました。
個人的には(自分が知らないだけかも知れませんが)解説が載っている本をあまり見かけないGraghQL APIについてもきちんと解説がされていたのと、OAuthとOpen IDconnectの解説が載っていたのがありがたかったところです。
クラウドネイティブで実現する マイクロサービス開発・運用 実践ガイド エンジニア選書
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クラウドネイティブで実現する マイクロサービス開発・運用 実践ガイド エンジニア選書はクラウドネイティブ環境でのマイクロサービスの設計、開発、運用に特化した実践的なガイドです。この本は、マイクロサービスをクラウド環境で最大限に活用するための手法や、DevOpsやコンテナ技術を用いた運用管理のノウハウが豊富に盛り込まれています。クラウド技術を活かして効率的な開発・運用を実現したいエンジニアに向いています。
クラウドネイティブが持つ特徴と、従来のオンプレミス型システムとどのように違うのかを解説。スケーラビリティ、耐障害性、自動化の観点からクラウドネイティブの利点を理解できます。
マイクロサービスの分割方法や、API設計、サービス間通信のベストプラクティスを紹介。特に、クラウドネイティブな設計を取り入れる際の注意点や、効率的な開発方法が詳しく解説されています。
この手の技術書だと、浅い表面的なことしか書かれていないもの、深いが言葉の定義など初学者が置いてけぼりになってしまうもののどちらかが多いが、この本ではそんな心配はなかった。この本は、700ページ以上にわたり、マイクロサービスアーキテクチャの深い部分に触れられていることはもちろん、言葉の基本的な定義、周辺知識までカバーされていて、初学者にもおすすめできる内容であった。
AWSで実現するモダンアプリケーション入門 〜サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスで何ができるのか
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AWSで実現するモダンアプリケーション入門 〜サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスで何ができるのかはAWSを使ったモダンなアプリケーション開発に焦点を当てた入門書です。サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスといった最新の技術を活用し、どのようにシステムを設計・運用するかを分かりやすく解説しています。特に、AWSのサービスを活用して効率的なアプリケーションを開発・運用したい開発者やエンジニアにとって、有用なガイドとなる内容です。
AWS LambdaやAPI Gatewayを使ったサーバーレスアーキテクチャの基礎と実践的な導入方法を学びます。サーバーレスのメリットや、従来のサーバーベースのアプローチとの違いも詳しく解説されています。
DockerやAmazon ECS、EKSを活用したコンテナベースのアプリケーション設計について説明しています。コンテナを使ったアプリケーションのスケーリングや運用管理のベストプラクティスが紹介されています。
今まではGCPをメインで使っていて、転職を機にAWSに環境が変わるので、とっつきとして1冊目に購入。
網羅定期に詳しく手順などを説明しているわけではないが、架空の会社のサービスを題材に、ユースケースに合ったAWSサービスの紹介で頭に入ってきやすかった。
マイクロサービスアーキテクチャ
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マイクロサービスアーキテクチャはマイクロサービスアーキテクチャに関する理論から実践的なガイドまでを網羅的に解説した技術書です。オライリーシリーズの一冊であり、システム設計の専門家や開発者向けに、マイクロサービスアーキテクチャの基本的な概念、設計手法、運用におけるベストプラクティスを紹介しています。マイクロサービスを用いたモダンなシステム設計を学びたいエンジニアに最適です。
マイクロサービスとは何か、従来のモノリシックアーキテクチャとの違い、マイクロサービスのメリットとデメリットを丁寧に説明しています。特に、サービスをどのように独立して運用するか、その設計哲学が深く掘り下げられています。
RESTful APIやメッセージングキューを用いたサービス間の通信方法が詳細に説明されています。APIのバージョニングやセキュリティに関するベストプラクティスもカバーされており、実際のシステム設計に役立つ知識が提供されています。
マイクロサービスという概念は知りつつ、私自身もふわっとした理解しかできていなかったんだなぁということが大変勉強になりました。
サービスの分割に役立つ考え方を整理して日々のシステム構築に役立ててみたい方には是非一読いただきたいです。
モノリスからマイクロサービスへ ―モノリスを進化させる実践移行ガイド
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モノリスからマイクロサービスへ ―モノリスを進化させる実践移行ガイドは従来のモノリシックアーキテクチャからマイクロサービスアーキテクチャに移行するための具体的なプロセスを解説した書籍です。システムの分割方法、リファクタリングのベストプラクティス、サービス間の統合など、実践的な知識を提供し、段階的にモノリスからマイクロサービスへの移行を成功させるためのガイドとなっています。
モノリスの維持とスケーリングの限界を指摘し、どのようなシステムがマイクロサービスへの移行に適しているか、また移行を考えるべきタイミングについて解説しています。
モノリスを徐々に分解し、マイクロサービスに移行するための段階的なアプローチを紹介。無理のない移行を実現するために、まずはどこから始めるべきか、優先順位の付け方について詳しく述べています。
具体例もわかりやすく、プラクティカルな内容が多い。
モノリスはレガシーではなく選択肢である、という考え方が非常に良かった。
訳も自然で非常に読みやすいので、マイクロサービスに関する本として、おすすめ!
マイクロサービスパターン[実践的システムデザインのためのコード解説]
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マイクロサービスパターン[実践的システムデザインのためのコード解説]はマイクロサービスアーキテクチャを実際のプロジェクトで適用するためのデザインパターンを、コードを通じて具体的に学べる技術書です。システムの設計から実装、運用までを包括的に解説し、特に実務で直面する課題に対して有効なマイクロサービスのパターンを紹介しています。これにより、エンジニアはマイクロサービスの実践的な導入方法を理解しやすくなります。
マイクロサービスの基本概念を再確認した後、代表的な設計パターン(APIゲートウェイ、CQRS、サービスディスカバリなど)がどのように使われるかを解説します。各パターンの利点と適用シナリオが丁寧に説明されています。
マイクロサービス間でデータをどのように管理するか、分散トランザクションの問題にどう対処するかについて、実践的なアプローチを学びます。特に、分散データベースの一貫性や同期に関するパターンが豊富に紹介されています。
マイクロサービスに関する入門書としては網羅されており、内容としても読みやすい。
また、関連する概念としてDDDにも触れられており、DDDの書籍を何度となく挫折した私としては補完し合いながら理解をするのに役立った。
何をどうまとめていくのかを考える上で、最初の一冊にいいと感じている
電子書籍を読むならAmazon Kindle Unlimitedがおすすめ
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Kindle Unlimitedとは、Amazonが提供する電子書籍読み放題サービスです。
Kindle Unlimitedの料金は、月額980円(税込)で利用でき、30日間の無料お試し期間があります。技術書であれば、1冊1,000円以上する本が多いため、1冊読むだけで月額料金の元を取ることができます。
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移動中や作業中に読書するならAudibleがおすすめ
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Audibleは、Amazonが提供するオーディオブックおよびオーディオコンテンツの配信サービスです。
書籍の朗読版(オーディオブック)や、ポッドキャスト、オリジナルの音声コンテンツをスマートフォンやタブレット、PCなどで聴くことができます。本を読む時間が取れない場合でも、通勤中や家事をしながら本を「聞く」ことができる。
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Audibleの料金は、月額1500円(税込)で利用でき、30日間の無料お試し期間があります。サービスをお試しで使ってみて、合わなかったら無料期間中に退会してしまいましょう。
マイクロサービスについて動画で学ぶ
マイクロサービスアーキテクチャ
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マイクロサービスアーキテクチャは、マイクロサービスアーキテクチャに関する理論と実践を幅広く学べる内容が特徴です。システムを小さな独立したサービスに分割して構築・運用する際のベストプラクティスや、現実のプロジェクトで直面する課題をどのように解決するかに焦点を当てています。特に、分散システムの設計やスケーラビリティ、耐障害性を高める方法を学びたい人にとって、実践的なガイドとなるコースです。
まずマイクロサービスアーキテクチャの理論的な側面がしっかり解説され、その後に実践的なハンズオン演習が続きます。このため、マイクロサービスの基本から高度な設計まで段階的に学べる内容になっています。
AWSで学ぶ!マイクロサービス入門
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AWSで学ぶ!マイクロサービス入門はAmazon Web Services (AWS) を活用してマイクロサービスの基礎から学べる内容が特徴的です。特に、クラウド環境を活用したマイクロサービスの構築や管理に関心がある人に向けて、実践的なスキルを身につけることができます。
実際にAWSのサービスを使用して、マイクロサービスを作成・デプロイするための具体的な手順が学べます。特に、Amazon ECS、API Gateway、Lambdaなどのマイクロサービス構築に役立つAWSのサービスが中心に扱われています。
マイクロサービスのおすすめのUdemy講座もまとめています。
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