慣れたやり方じゃもう飯は喰えない
ご覧いただきありがとうございます🌺
今日は
「企業の事務職・一般職が
どのようにして総合職の仕事に移行・慣れてもらうか」を
企業目線で考えてみようと思います。
お付き合いよろしくお願いします🙇♀️
早い企業は10年以上前から一般職を廃止していますが
現在も一般職で活躍なさっている人材もいらっしゃいます。
事務職や一般職を廃止し
全員総合職の方向に向かっているのは
テクノロジーの進化のお陰で
人手が不要となってきているからです。
生産年齢人口がだんだん少なくなる日本においては
好ましい現象であると考えます。
一方、わたし自身が一般職で働いたときは
転勤がなく負担が軽いので
それはそれで幸せな時間でした☺️
そんな幸せほくほく状態にある人間を
会社都合で総合職へ転換させるのですから
双方に一大事ですね。
ここでは会社目線の仕掛けを
幾つかご提案させていただきます!
①与えられることに慣れさせない
これは総合職・一般職問わず共通認識です☘
お客さんや社会のニーズを把握し
会社の利益創出と個人が働く目的を
いっしょに叶えるのです。
②一般職にも情報や機会をオープンに
わたしが一般職で勤務していた時
責任が軽い分、上層部から降りてくる情報が少なく
喫煙室にもゴルフにも行かなかったので
とにかく社内営業が出来ていませんでした。
会社都合で総合職へ転換してもらうならば
積極的に情報開示に努めてください。
例えば日本IBMは女性活躍推進を目的とし
女性社員に役員のかばん持ちを体験してもらいました。
「自分がやっている仕事と経営がどう結び付いているのかイメージし易くなった」
「本当に受注環境が厳しくなるんだ」
「商品が短命化している、競争で勝たなくては」
「材料が輸入されない、値段が上がる一方だ。利益率はどうなるんだろう」などと自分の肌で感じ取ることが出来るのです✨
③辞令は相手目線の言葉をChoice
こんなふうに”求められて働くこと”を実感できると
自己効力感が高まります。
××スキルが見当たらない場合は
育成する時間が必要になります。
その期間は会社側がグッと堪える時間かもしれません。
社員本人は自分の市場価値が上がるわけですから
得する一方ですね。
以上が本日の提案です。
これだけ尽力しても
社員本人の意欲が湧かない頃には
本人も何らかの意思決定が出来るかもしれません。
会社として出来る事は
チャンスの提供です。
何かそのプロセスなどでお困りでしたら
お問合せくださいね!!
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1on1とキャリア自律の専門家
八木美和@社外メンター
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