音と言葉に癒されて眠る
癒しという言葉を頻繁に聞くようになったのはいつからだろう。
若い頃は求めていないから耳に入らなかっただけなのか、生活の中で癒しを求めることは少なかったように思う。それがここ数年は癒しという言葉が耳に残るようになった。
音楽では特に癒し系何とかみたいなコピーを耳にすることが多い。
癒し系シンガーとか癒しヴォイスとか。
みんなも癒されたいんだなぁ。
そりゃそうだよね。
生きていると毎日色んなことがあるから。
で、いま洋楽や洋画より邦楽・邦画が人気なのは、やはり言葉の問題が大きいんだろうなぁと思う。
無理なくスッと入り込んでくる言葉。
それは慣れ親しんだ母国語だからこそ。
私も普段は洋楽ばかり聴いているがたまに日本語の歌詞に癒されたくなる時がある。
例えばこれまでも頑張ってきて、
これからも頑張らなきゃで、
でもちょっと疲れたなって時があって。
そんな時に聴くのがこれ↓
Rickie-Gの「Born Again」
まぁあまり良く知らないのだけれど。
元々好きだったex.ZELDAのサヨコのアルバムに入っている曲で、どういう経緯でRickie-Gさんが歌うことになったのか知らないけれど、癒しという意味では本家よりこちらの方が好き。
声質の違いかな。
サヨコの方はもっと意志が強くて導いてくれる感じで、Rickieさんの方は心に優しく優しく沁み渡る。
男性の声っていうのも良い。
これくらいの音域が一番落ち着く。
リラックスして目を閉じて、
音と言葉に浸る。
Born again
光に満たされた水の中で
私は自由に泳いでいた
夜があけて夢からさめるとき
昨日の痛みはどこかに消える
そして私は生まれ変わる もう一度
深く息をして空を見上げて歌い出す
そして私は生まれ変わる もう一度
光の輪を幾度も通り抜けて踊り出す
遠い夜空を見上げている
鮮やかな雲が流れてゆく
暗闇の中で私は一人
一日を振り返り誰かを想う
(歌詞 高橋佐代子)
さて。
心を整えたら、
明日はまた新しい私が待っている。