⑧私は先生に向いてない、子どもへの関わり方の迷い
①「アドラー心理学」と「呼吸法」を伝えたい!!この道に進んだきっかけは・・・
②背に腹は変えられない、仕事を続けるために決断したこと
③疲労、イライラ、ダメ出し、自分なんてと思う日々
⑥私がやりたいのは、育児ではなく仕事!皮肉にも味わった感情は?
⑦体も心もカチカチだったなんて、知らなかった!疲れてばかりの自分を卒業 「呼吸法」との出会い
の続きです。
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呼吸法に出会い、
疲れてばかりの自分をめでたく卒業
した私でしたが、
まだ、
抱えている悩みがあったのです。
私が抱えていた悩み、
それは、子どもへの関わり方でした。
それまで、自分がよいと思って
やってきた子どもとの関わり方。
そのやり方は、
大体は問題ないのだけれど、
何かうまくいかない場面があったのです。
学校でもそうだったし、
自分の子どもに対しても
感じ始めていました。
ダメな物はダメ、
厳しく接することがとても大切。
大きな声、厳しい口調、怖い表情・・・。
それが子どものためになると
考えていた私。
愛情を持って厳しく指導したつもりでも
その真意がうまく子どもに伝わらず、
厳しさへの反発、反抗など、
子どもと心が通じ合わなくなってしまう
ことがあったのです。
周りの先生方を見ても、
人それぞれにやり方が違い、
一体何が正しいのか、
どうすればいいのか分からず、
結局自分の力不足とか
自分は教員に向いていないと
落ち込むことが多くありました。
周りの先生方にいくら褒められても、
自分が自分をダメだと思っているので
完全に受け取り拒否。
大体が問題なくできているのに、
できていない部分ばかりに意識を向け、
自分はダメだ
とダメ出しばかりしながら
今の自分を否定して
ダメな部分がない
理想の自分になれるよう
必死で努力していたのです。
そんな時、偶然出会ったのが、
勇気づけ親子教育専門家の
原田綾子さんが書かれた
アドラー心理学の本。
綾子さんのブログの存在も知り、
今まで、自分が困ってきたことの
答えが全てここにあるというような
気持ちになり、夢中で読みふけりました。
そして、
子どもへの関わり方について
やり方ではなく在り方が大切
だということが
ストンと腑に落ちたのです。
子どもを一人の人間として、
尊敬・信頼・共感の態度で接していくこと。
言葉としては、目新しいことでも
何でもないのですが、
心から理解した感じがしました。
それまでの迷いがスパッと吹っ切れました。
そして、実際に
その軸を持って、
子どもたちに接すると、
反応が全然ちがうのです。
子どもとの間に、温かさが生まれ
心地いい関係になっていくのです。
私の取り囲む環境はそれまでよりも
温かい心地よいものになって
いきました。
自分の在り方一つで
こんなに良好な関係を築いていけること、
とても大きな驚きでした。
⑨アドラー心理学の勇気づけで、自分を信じ、願いを叶えてあげられる自分に!(タップすると、次の記事に飛びます)