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口腔圧~舌圧と胸郭~上肢
口内圧は骨盤腔、腹腔、胸腔と並び内圧の維持に重要な部位です。
特に吸気にて上顎の安定、呼気にて下顎の安定は初期の内圧を維持するために重要です。
吸気の動作にて一番影響を与えるのが胸郭部の拡張です。
俗にいう胸式呼吸パターンでは腹部の呼吸パターン以上に通常呼吸では口腔内圧の獲得が必要で、その代償により斜角筋を中心とした呼吸補助筋などによる代償呼吸となり、胸郭の可動を制限してしまいます。
その
肉離れは「クセ」になる?を考える
肉離れはクセになる
都市伝説か? 真実か?
また”クセ”にならないためにすべきことはあるのか?
一度肉離れをしたらクセになる。
と言われます。
あながち間違いではないかもしれません。
肉離れの再受傷率はよく起こりやすいハム、下腿、太ももの表の直筋などで高いとされています。
つまり肉離れを繰り返してしまうということ。
その理由(危険因子)としてどの部位も過去の肉離れによるもの。が挙げられます。
アキレス腱の痛みを考える
アキレス腱炎などに代表される腱の問題はCumulative Stressという繰り返しの体へのストレスによって引き起こされるとされています。
同じ反復ストレスをかけても、腱の状態が同じような状態であっても痛みが出る人と出ない人がいます。
また炎と言いますが、炎症が起きている人、起きていない人も同様に存在します。〜itisの炎ではなくnopathyの炎症ではなく組織の線維の異構築や蓄積が主になる
オーバーヘッド競技者のフラットバックを考える
胸椎が平らな状態のフラットバック
Straight backなどともいわれますが、正式にはHypokyphosisという状態です。
こちらの記事を読んで私なりの考えを記事にしようと思います。
以前も別の件で記事にはしました。
アメリカの方の野球系のリハビリ、トレーニングに長けた方々は胸椎の猫背状態(Hyperkyphosis)は注意してみているようですが、Hypokyphosisには特に気にさ
たかが捻挫と侮るなかれ
スポーツ障害の中で頻出する怪我であり、最も軽視される怪我の筆頭格。
また再発率の高い怪我。
足首の捻挫
「ぐねった」
「捻った」
簡単に言われがちですが、
その足関節には、数多くの靭帯、腱、そのたの軟部組織、それに付帯する関節受容器が密集しています。
軽く捻っても何かしらの問題は起きるのは疑いがないでしょう。
足首の捻挫で問題となるのが
CAI Chronic ankle instabi