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スタメンのBizOps体制について|営業管理ツール/業務フロー(フローテンプレ配布中)

一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」という経営理念を掲げ、複数のBtoB SaaSを展開している株式会社スタメン経営企画室の清家です。財務・予実管理・基幹システム設計・IR・株式関連などを管轄しています。当社は2016年に創業し、2020年に当時の東証マザーズ市場(現:東証グロース市場)に上場したITベンチャー企業です。

社員が日替わりでnoteを執筆する「noteリレー」を定期的に行っており、その2日目担当です。過去4回開催しているので、ぜひ他の社員のnoteもご覧ください。



はじめに

現在、経営企画室を管轄しているのですが、その前に財務経理部を管轄していた際に、以下のようなバックオフィスでの活用ツールについてのnoteを書きました。想定以上にスキ♡を頂けたこともあり、他社の活用ツールや業務フローについては皆さん関心が高いのだなと感じました。

もしご興味があれば、ご一読いただけると嬉しく思います。

2024年5月に経営企画室を新設し、予実管理の実績や受注予測(ヨミ)管理部分も管轄することになりました。
受注予測管理のメインツールとして、Salesforceを導入しています。そこで今回は、以下の3点について詳しくご紹介したいと思います
1. Salesforceを中心としたBizOps体制
2. 営業管理・受注管理周りの利用ツール
3. 関連する業務フロー


会社について

2024年12月期 第2四半期(中間期)決算説明資料より抜粋

営業管理の話に移る前に、そもそもの事業内容や課金形態についてご説明した方がその後の理解促進につながるはずなので、紹介させてください。

主力事業は、TUNAGという業務DXから組織エンゲージメント向上までを支援するSaaSサービスです。現在900社以上に導入いただいており、TUNAG事業の収益の90%以上はストック収益(月額定額料金)です。年間契約を基本としており、そのほとんどを前受金として頂戴しているため、非常に安定した収益基盤が形成できております。
そのほかに、漏洩チェッカーというPCを起点とした情報統制SaaSや、100%子会社として2社を抱えており、それぞれでFANTSというオンラインコミュニティプラットフォーム事業や、STAGEという人材紹介事業を営んでいます。

余談ですが、先日ビジネス映像メディアの「PIVOT」に当社代表の大西が出演しましたので、ぜひご覧いただけますと幸いです。


組織の全体概要

経営企画室という名の通り、CEO管掌の部門です。私ともう1名の合計2名体制で構成されており、BizOps業務・経営企画業務を各々が行っているような形です。各部門にMrkOps、SalesOps、CSOpsがいますが、いわゆる組織横断で見ているのが我々の経営企画室になります。

前述した通りですが、子会社事業を含めると4事業あり、全て当社でSalesforceの設計・構築・保守を行っています。管理者も正社員1名で業務委託もゼロなので、そういう意味では連携面はシンプルです。とはいえ中長期の価値提供を考慮すると、テコ入れが必要だなと認識しているので、皆様と是非ディスカッションさせていただきたい部分です。

日々様々な要望等が飛んできますが、実装やメンテの意思決定の判断は上記の四象限で見ています。徐々に左下の比率が高まってきており、現場への価値提供や全社の生産高向上のために、左下を最小コストで維持しつつ、右上に集中するにはどういう仕組み・体制がベストか常に模索しています。


全体フローと導入ツール

全体フロー

SaaS事業が多いため、いわゆるTHE MODEL型の組織体制とフローです。
・マーケティング
・インサイドセールス
・フィールドセールス
・カスタマーサクセス
各部門でSalesforceを中心ツールとして業務設計してもらっています。


導入ツール

認知拡大~成約まではある程度ツール活用が進んでいるんですが、契約後の債権管理や導入顧客とのコミュニケーションまわりや、予実管理はまだまだスプレッドシートをゴリゴリに活用しています。

本契約前はMrk、IS、FSが連動して、各ツールを活用しながら案件を進めたり、リサイクルしたりしています。直近だとSalesMakerやamptalkを導入しました。(記載していませんが、Meta広告やGoogle広告などのWeb広告や、大型展示会や、タクシー広告等にも投資しています)


本契約後については、Salesforceを中心にしながらもGoogle関連のツールの活用割合が多かったりします。そもそも顧客支援管理領域においては、GainsightSuccessHubなどの新興サービスも増えてきていたり、Zendeskやコミュニティツールなども多く、コミュニケーションツールの分断が起きがちな領域なのではないかと思っています。当社においても顧客支援部分についてはもう少し改善余地があると捉えているので、ぜひ皆様の導入ツールや管理体制についてお伺いできると嬉しいです。


今後の展望

2024年5月からBizOps部門も見るようになってから半年近くが経ちますが、体制やツール、Salesforce設計についてはまだまだ改善の余地があるなと感じていますし、実現できた際の全社への提供価値も莫大だなとワクワクしています。
設計部分については他社のBizOpsの方々のお話をきかせていただきつつ、自社に最適な形を模索していきつつ、各部門長と新規導入ツールの選定を行っていこうと考えています。オペレーション部分に関しては、いま各部にOpsが存在しているんですが、各Opsチームと連携しつつ効率化と生産高の最大化を図っていこうと思っています。


最後に

積極採用中!!

2016年に創業、2020年には上場し、上場後4年が経とうとしていますが、第二創業期と位置付けて次なるステージを目指しています。全職種で積極採用強化していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。


【絶賛募集中】BizOps体制について情報交換させてください

まだまだBizOps体制については模索中なので、ぜひオンライン等でお話しさせてください。XのDMでも、Facebookへのメッセージでも、Pittaでもどれでも構いませんのでよろしくお願いします。本noteに添付したフロー図のすっぴん版もお渡し可能ですので、お気軽にご連絡いただければと思います。


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