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わたる@民間
2024年7月28日 08:47
武術を長いこと練習していると時折、不思議なめぐり合わせに会う。「がんばったから、ごほうびだよ」ってことなのかと勝手に思うことにしている。最終章 お爺さん翌日、大会最終日(と言っても二日間しかないが)、出番はないので、再びお気楽観戦モード。個人的に民間武術探検モードに入っているのは老螳螂の片桐、伊与久の両隊員。どうやって見つけて、話しををつけたのかは知らないが、熊肝酒軍団の一人を捕まえ
2024年7月21日 08:22
民間武術家との交流は楽しいものであるが、時として難しい問題をはらむ時もある。基本は楽しく友好的にであるが、一応それなりの覚悟が必要でもある。第九章 謎の漢(おとこ)たち「さっき通背拳をやったのは、おまえか?」背後で声がした。振り返ると見知らぬ男が立っていた。年齢は30代前半くらいだろうか、ボクらと同世代に見える。しかし、面構えは、なかなかにふてぶてしい。薄ら笑いを浮かべているよ
2024年7月17日 19:21
老練な民間武術家の表演を見る機会はそうそうあるもんじゃない。各地の民間武術家が一堂に会した今回の交流会はとても貴重な大会であった。第八章 表演会さて、大会である。正式名称は「’97”超賽得”杯大連第三届国際武術交流大会」名称からもわかるように「交流」を目的とした大会で、細かいことはあまり気にしない(コトが後でわかった(^-^;)。少年組(17歳以下)、成年組(18~54歳)、老年組
2024年7月17日 18:48
夏老師との再会は悲しいモノであった。しかし、そんなことでクヨクヨしていては、民間武術探検隊なんてやってられないのである。ヘヘンだ。第七章 口訣さて、おそらく、今探険期間中唯一の丸々一日自由行動日。こいつをどー有意義に活用しようかと作戦を練る我々。午前はイヨクくんチームと一緒にどこかで練功して、ひるめし食って、その後、「土産買ってかないとヤバイっすよー」の隊員もいるので、買い物に行くコ
2024年7月15日 08:50
民間武術探険をしていると、いろいろな出会いがある。懐かしい人達と思わぬところで嬉しい再会をすることもある。が、そうでないこともある。人生イロイロイロなのである。第六章 再会さて、いよいよ大連市街である。今度の宿は「金碧大酒店」。「大酒店」と言っても大きな酒屋ではない、ホテルである。そして、そこは結構、高級そうであった(^-^)フロントで受け付けをしていると、クマのような男があら
2024年7月15日 08:11
短い期間ではあったが、たくさんの思い出ができた「通背虎の穴」とも、お別れである。いよいよ大連市街へと乗り込むのである。迎えの車を待つ間、日陰で海を見ながら、兄弟弟子といろいろ語り合う。第五章 通背海の家をあとに通背海の家は、武術と書道の学校になる予定である。そんな訳でここには、書道の先生もいて、一緒に食事をとったりしていた。ある食事の時、李老師が「この人は中国で有名な書道の先生でなー。
2024年7月14日 17:07
「絶招」日本語で言えば「奥儀」「奥の手」「切り札」と言ったところか。有名な絶招と言えば、八極門は李書文先師の「猛虎硬爬山」であろう。「男組」「拳児」などで紹介され、バーチャファイター結城晶の得意技として、今や(*注1997年当時)小学生の間でも「シンポリコからダッシュモウコでゲージ半分さ」みたいにナンの違和感もなく日常会話で使用されるレベルにまで浸透している。恐ろしい世の中になったものだ。
2024年7月14日 15:56
「通背海の家」は小高い丘の上にあり、そこからの景色はなかなかだ。ここに向こうで撮ってきた写真がある。通背ビーチへと続く田舎道。その両側にはトウモロコシ畑が「だぁーっ」と広がり、さらにその向こうは真っ青な空と真っ青な海。それを見た友人は「良いトコじゃーん。通背三昧だったらしいし(^-^)」と言った。「まぁ、写真にツラさは写らないからね・・・(--)」、一緒に行った兄弟子は、ぽつりとそうつぶやいた・
2024年7月14日 09:28
「伸肩法」- 祁氏通背拳小架式(五行通背拳)の最重要基本功であり、通背拳の全ての招法に通じる力を養う事から「通背之母」と称される。昔日の修行者は、いくつかの基本功とこの伸肩法だけを何年にも渡って練ったと言われる。一見すると手を交互にゆっくりと前へ突き出しているだけの動作であるが、いろいろな注意点や、さまざまな練習方法があり、その動作に含まれる意味は奥が深い。通背拳修行者は、伸肩法によって「通
2024年7月14日 04:04
序章遼寧省大連市は別名「通背之郷」と呼ばれている。これは、ぼくらの曾お爺さんである「通背大師」こと修剣痴祖師爺が、晩年大連に住んで、多くの人々に通背拳を伝えたからである。流石に「通背の郷」と呼ばれるだけあって、大連で「通背拳」と言うと「ちょっと特別な存在」的雰囲気があるようだ。ちなみにぼくの師父も大連出身で、通り名は「快手」。若い頃にはいろいろあって、ブイブイ言わせていたそうな>大連界
2024年5月20日 15:05
武術の練習はあせってもダメ。少しずつ毎日続けること。それが功夫。昔、常松先生と練習後に中華料理屋に行ってご飯を食べた時の話し。その店でとても美味しい烏龍茶を飲んだ。いろんなところで烏龍茶を飲んでいるけれど、どこのものも似たりよったりで特別美味いと感じるお茶ではなかった。それがこの店の烏龍茶は口に含むとほのかな甘味が感じられ、渋さもエグさもなくスッキリさっぱりしていてびっくりする程美味し
2024年3月13日 11:24
練習日記群馬支部 2008.07.19 21:00~23:00 ミッドナイト高架下参加者、長井くん、片山、炭団さん、関口くん久々夜練。判官筆を自宅から発掘した時に一緒に出てきた錬子鞭を持ってきて、長井くんに見せてると片山も持ち出し鳴らす。夜更けの高架下でパーン、パーンと得体のしれないブツを鳴らしてる我々はどう見てもヤバいよなと思いつつもオレは通報されたことはいまだかつてないから平気かな
2024年3月9日 22:06
練習日記群馬支部 2008.07.12 09:00~11:30 浜川運動公園参加者 長井本日30度超えの天気予報。夏は暑いもんよ、と家を出る。珍しく早めに着いたので圧腿を。ここ何年か(いや、10年位かも)圧腿はたまにしかやらなくなってるのでイカンなと。せめてデコが付くくらいはキープしておきたい、民間武術家として。そうこうするうち長井くんが来たので、基本功から。先週は肩が筋肉痛になっ
2024年3月8日 16:48
練習日記群馬支部 2008.06.28 13:00~15:00 浜川運動公園参加者 福島、磯、斉田 セガレの小学校のバザーの関係で時間変更し、13時から。しかも少々遅刻なオレ。すまん。高校生になった磯くん久々の参加。勉強ガンバリすぎて(本人談)選抜クラスになったため土曜AMは授業があり、練習参加が難しくなってしまったとか。基本功を早めのペースで行う。磯くん自主練で基本功は続けていた様子