成功者が壁に当たったら絶対やること
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
壁にぶつかるとか、迷宮入りすることとか、思考が停止することって、何かを目指して励んでいたらありますよね?
そんな時に成功者の方々は、おそらく全員やっているだろうことがあります。
「多くの人は、ハシゴを登り始めて、それが掛け違いだったことに気づく」
この言葉は、「7つの習慣」という有名な本の中で出てくるスティーブン・R・コヴィー博士の言葉です。
目的という道が間違っていると、どんなに早く走ってもゴールにはたどり着かないという意味です。
残念なことに、何かの成功を目指したりする上で多くの人が「ハシゴのかけ違い」をしてしまっています。
たとえば「世界中に友達を作りたい」という気持ちで英語の勉強を始めたのに、TOEICの試験対策を頑張ったり参考書をひたすら勉強をしている人。
エベレストの登頂を目指すのに雪山ということで、スキーやスノーボードを練習してるような人。
これって違うよなとある日、ハシゴのかけ違いに気づくわけですよね。
そうならないために必要なのは
「自分は何がやりたいのか?」
「自分は何ができるのか」
これを常に意識することが大事です。
そして途中まで登ったハシゴは、一度降りなければ違うハシゴは登れません。
ここまで来たしもう少し・・・
などと言わず早く戻って早く正しいハシゴを登り直す。
これが何より大事だと思います。
また7つの習慣には、こんな一説もあります。
森の中で必死に、木を切り倒そうとしている人に出会ったとします。
「何をしているんです?」
とあなたが聞くと男は投げやりにこう答えました。
「見ればわかるだろう。この木を切っているんだ」
「疲れているみたいですね。いつからやっているんですか?」
とまたあなたが尋ねます。
「もう五時間だ。くたくただよ。大変な仕事だ」
「それなら、少し休んでノコギリの刃を研いだらどうです?そうすれば、もっとはかどりますよ」
とあなたが助言します。
すると男ははき出すように言ました。
「切るのに忙しくて、刃を研ぐ時間なんかあるもんか!」
これも
『7つの習慣』
で紹介されているお話です。
冷静に客観的に見たらわかると思います。
ボロボロの刃で一生懸命頑張っても効率悪いですよね?
じゃあ一度刃を研いだ方がいい、というのはこうやってみるとわかると思います。
でも貧乏性の人は、動いた方が早いのでは?と思ってしまうのですね。
これとリンクする話で、よくクライアント様などと打ち合わせなどをさせていただいていると
「早く成功したいんですが、ブランディングをしたら成功のスピードは上がりますか?」
みたいなことを聞かれたりします。
成功というものを早く手に入れたいというのは、人間の心理として素直な心かなと思います。
でもそのような方の中には、成功というものから少しずれている方もおられます。
もしかしたらあなたもずれた最速の目指し方をすると、森のきこりのような状態になっているかもしれません。
「毎日の仕事や家事に追われ、刃を研ぐ時間が取れない。」
でも、ちょっと考えてみてください。
忙しいことを理由に、何の変化もなく過ごしていけば、5年後、10年後、20年後あなたの人生はどうなっていると思いますか?
今後
アルバイトするにしろ
企業に就職するにしろ
ビジネスをするにしろ
『個性がない』
ことは不利になってくるはずです。
個性がないということは、「みんなと一緒」ということです。
みんなと一緒で作業だけを求めるのであれば、AIでいいとなるのは必然です。
ドラマでも映画でも格闘技でも、人気が出るものは全て、登場人物、キャラクターがしっかりしているもの、濃いものになりました。
ストーリーが良ければ売れる
味が美味しかったら売れる
という時代は終わったのです。
というわけで一度、手を止めて自分のスキルに投資する時間、あなたがブランディングを磨ける場所を、改めて考えてみるのは非常に重要じゃないでしょうか。